仮想通貨REP(Augur/オーガー)は予測市場のために作られた!その特徴や目的に注目!


仮想通貨REP(Augur/オーガー)は「公平なギャンブル」をするために作られた仮想通貨です。

通常、ギャンブルには「運営者」がいます。

ギャンブルの参加者は、運営者に参加料や手数料を支払わなければいけません。

運営者が不正をすることで、参加者が不利になることもあり得ます。

つまり、ギャンブルは基本的に運営者が有利なわけです。

そこで、仮想通貨を使った「予測市場」が生まれました。

 

「REPって何ができるの?」

「REPって他の仮想通貨とはどう違うの?」

「REPって今後はどうなるの?」

 

こんにちは、仮想通貨について猛勉強中のカナです。
仮想通貨REPは「賭け事」のために作られたんですけど、じつは「保険」にも使えるみたいですよ!

仮想通貨REP(Augur/オーガー)とは?

基本情報

仮想通貨名

Augur(オーガー)

通貨単位

REP(Reputasion)

公開日

2016年3月14日

発行枚数

1,100万枚

発行上限

1.100万枚(上限まで発行済みです)

時価総額

約157億円

時価総額ランキング

51位

仮想通貨REP(Augur/オーガー)は「予測市場」をするプラットフォームで使われる仮想通貨です。

予測市場とは、「未来の出来事がどうなるか」を賭ける場所のことをいいます。

簡単にいうとオンラインカジノです。

そのプラットフォームの名前が「Augur(オーガー)」であり、掛け金として使われるのが「仮想通貨REP(Reputation)」になります。

Augurという名前は、古代ローマ時代にいたといわれる「占い師(アウグル)」に由来します。
通貨名であるReputationは「評判」という意味ですよ。


予測市場はフェアなギャンブル場

予測市場には「運営者」がいません。

そのため、参加料や手数料は不要です。

賭けが「外れた人」から「当たった人」へそのまま報酬が渡ります。

 

また、運営者がいないということは、運営者による不正行為もありません。

参加者が不利になることがない「公平な賭け事」ができる場所が、Augurの予測市場です。

REPの特徴➀ あらゆる未来を予想できる!

賭け事というと、スロット、トランプ、ルーレットなどを思い浮かべるかもしれませんが、Augurではどんな未来も賭けることができます。

 

  • 「明日のサッカーの試合はどっちが勝つか?」
  • 「次の選挙で当選するのは誰か?」
  • 「タレントの〇〇さんは何歳で結婚するか?」

 

これらの「お題」は、プラットフォームであるAugurにREPを支払うことで、誰でも出題することができます。

出題されているお題に参加する場合も、REPが必要です。

お題のことを「イベント」、出題する人のことを「メーカー」といいます。


REP予測市場


イベントは3つのタイプに分けられる!

イベントは3種類あり、それぞれに呼び方があります。


イベントのタイプ➀ binary(バイナリー)

バイナリーは「YES or NO」で答えられるイベントです。

例)競馬のレースでこの馬は1着になるか?


イベントのタイプ② multiple choice(マルチチョイス)

マルチチョイスは選択肢の中から選ぶイベントです。

例)競馬のレースで18頭中どの馬が1着になるか?


イベントのタイプ③ scalar(スカラー)

スカラーはある程度の範囲内に収まる結果を予想するイベントです。

例)競馬のレースで1着の馬のタイムは何秒か?

REPの特徴② 予想の答えは多数決で決める!

さっき、予測市場には運営者がいないと説明しました。

「では正解を誰が判断してるのか?」

という疑問がでますよね?

 

それは、レポーターによる多数決で判断しています。

レポーターとは、イベントの結果を調べて報告をする人たちです。

集めた報告を集計して、最も多い報告が「正解」となります。


レポーターは誰がやってるの?レポーターをやるとどうなる?

AugurにREPをいくらか預けることが、レポーターになる条件です。

レポーターになると、定期的にAugurから調査・報告の依頼がくるようになります。

どのイベントについての依頼なのかはランダムです。

 

レポーターは正しい報告をするとREPがもらえます。

反対に間違った報告をしたり、そもそも報告をしなかった場合は預けているREPは没収です。

没収されたREPは、今後正しい報告をしたレポーターへの報酬に充てられます。


Augurは「群衆の知恵」を参考にしている!

Augurがなぜ多数決で正解を決めているのかというと、「群衆の知恵」を参考にしているからです。

群衆の知恵は英語で「Wisdom of Crowd(ウィズダム・オブ・クラウド)」といいます。

群衆の知恵とは「1人の天才の意見より、たくさんの凡人の意見の方が正しい傾向にある」という考え方です。

1つ例を出しましょう!
下の図をみてください。


REPオーガー判断方法


天才と凡人に「30kg」の重りを持ってもらって、その重りが何kgなのかを予想してもらました。

天才の予想は「32kg」です。

凡人はそれぞれバラバラな意見でしたが、平均してみると「30.5kg」になりました。

 

天才の予想よりも、凡人たちの予想の平均値の方が正解に近い数字になったわけです。

もちろん、必ずしもこのような結果になるわけではありませんが、Augurはこの考え方を使っています。

 

そのため、ランダムに選んだたくさんのレポーターの意見を集計して、より多い意見が正解にしているのです。

なるほどー!
じゃあ・・・もし私が10人ぐらいいたら、先生よりも優秀になるかもしれませんね!

(カナさんが10人・・・、考えたくないですね。)

REPの特徴③ 人の手を使わずに自動で動く!

自動販売機

Augurは、レポーターへの依頼正解者への報酬の支払いを、コンピューターが自動でおこなっています。

そのため、胴元がいなくても機能するわけです。

 

コンピューターが自動で動くシステムのことを「スマートコントラクト」といいます。

スマートコントラクトとは「賢い契約」といい、ブロックチェーンに契約内容を記録することで、その契約を自動で実行させることができるのです。

 

スマートコントラクトの説明によく使われる例として「自動販売機」があります。

自動販売機は、お金を入れてボタンを押せば、商品が出てくる仕組みです。

 

これは、自動で売買契約ができているといえます。

スマートコントラクトもこれと同じように、「〇〇したら△△する」という条件を決めておくことで、自動契約ができるのです。

 

関連記事:【そもそもスマートコントラクトとは?今注目されているわけとは?】


運営者がいないことによるAugurの3つのメリット

運営者がいないとどんなメリットがあるのか。
おもなメリットは以下の3つです。


メリット➀ 運営者による掛け金の横領がない

ほかの賭博では、運営者が掛け金を持って逃げるということも起こり得ますが、Augurではこのような心配はありません。


メリット② 運営者に払う手数料がない

競馬やカジノなど運営者がいるギャンブルは必ず手数料などを取って、運営者が儲かるようになっています。

そうしないと、運営していけませんからね。

でも、Augurでは運営者に支払う手数料はありません。

ただし、掛け金であるREPは仮想通貨ですので、送金するときの送金手数料は必要な場合があります。


メリット③ 運営者による不正がない

ほかのギャンブルでは運営者が儲かるために、不正をして参加者に損させるということもあり得ます。

Augurは決められたプログラム通りに進行していくので、参加者はフェアな賭け事ができます。


REPの注意点

REPの最大の注意点は「法規制」です。

日本では法律でギャンブルが禁止されています。

 

2016年12月に「統合型リゾート(IR)整備推進法案」、2018年7月に「統合型リゾート実施法案」(通称:カジノ法)が可決されたことで、合法的にカジノが日本にできることになりました。

でも、この法案にはいろいろな規制があり、日本が未だギャンブルに対して後ろ向きなのはたしかです。

 

ギャンブル場として使われるAugurが、今後法律で規制される可能性はあります。

REPの取引をおこなうのであれば、法規制には注意しましょう!

 

関連記事:

日本でも仮想通貨規制の動きが活発化?金融庁による規制の流れを解説

関連記事:

中国が仮想通貨取引の規制強化を続けるのはなぜ?規制の実態を解説 

REPは保険の代わりになるかも!?

保険

REPはただのギャンブルと思うかもしれませんが、じつは「保険の代わりになるのでは?」ともいわれています。

どういうことかというと、例えば「自動車保険」について考えてみましょう。

 

自動車保険は毎月(または毎年)保険料を支払います。

事故を起こさなければ、保険料はずっと払い続けるだけです。

もし、事故を起こしてしまうと保険金がもらえます。

これは、いいかえると「自動車事故を起こすほうに賭けるギャンブル」です!

自動車保険は、Augurで「自分は自動車事故を起こす」というイベントを作り、YESに賭けておくことと似ているのです。

 

保険はギャンブルと同じで運営者がおり、運営者は利益を出さなければいけません。

手数料が必要な保険と、手数料が不要なAugurを比べると、Augurの方がフェアな保険ともいえるかもしれません。

 

ただし、「NO」に賭ける人がいなければギャンブルとしては成立しません。

ギャンブルとして成立しなければ、保険として使うことも難しいでしょう。

REPの取引ができるオススメの取引所4選!

では最後に、REPの取引ができるオススメの取引所をご紹介します。

現在、国内取引所で REPを取り扱っているところはありません。

REPを取り扱っている海外取引所はいくつかありますが、その中でもとくにオススメの4社がこちらです。


オススメの取引所➀ Kraken(クラーケン)

まずは、クラーケンです。

元々はアメリカの企業でしたが、現在は子会社化して日本の企業が運営しています。

そのため日本円での取引ができ、サイトも日本語に対応しています。

日本円でREPが買える唯一の取引所です。

 

クラーケンのメリット

・サイトが日本語に対応している

・日本円での取引ができる

・2段階認証があったり、コールドウォレットがあったりとセキュリティは比較的高い

・バグを発見すると謝礼金がある

 

クラーケンのデメリット

・仮想通貨取引に慣れている人用に設計されているため、初心者には少し使いづらい

・日本語対応が完璧ではなく、不自然な表現もある


オススメの取引所② Binance(バイナンス)

続いてバイナンス。

中国の取引所で取引量の多さ、取扱数の多さ、手数料の安さ、注文処理速度が速いなど、メリットが多く便利な取引所です。

ただ、日本円で取引できないのと、取引所が日本語に対応していないということは、前もって理解しておきましょう。

 

バイナンスのメリット

・仮想通貨の取引量が世界一

・取り扱い仮想通貨の種類が多い(100種類以上)

・手数料が非常に安い(0.1%)

・注文の処理速度が比較的速い

・月に1回人気上位の仮想通貨を上場するという制度がある

 

バイナンスのデメリット

・日本円を入金することができず、他の取引所からBTCなど主要仮想通貨を送金して取引しなければいけない

・日本語に対応していない

・登録者数が多すぎて、登録制限がかかっているときがある


オススメの取引所③ Poloniex(ポロ二エックス)

3つ目はポロニエックス。

他の取引所ととくに違うのはレンディングができる点です。

レンディングとは、他のユーザーに仮想通貨を貸して利子と一緒に返してもらうことです。

しばらく動かさずに持ち続けるときも、レンディングすることによって利益を出すことができます。

ただし、レンディング中は売却ができなくなりますので、その点は注意が必要です。

 

ボロニエックスのメリット

・取り扱い仮想通貨の種類が多い(100種類以上!)

・手数料が安い(0.1%~0.15%)

・アプリで取引できるため使いやすい

・2段階認証とコールドウォレットでセキュリティは比較的高い

・レンディングができる

 

ボロニエックスのデメリット

・日本語に対応していない

・日本円での入金ができない

・世界最大規模の取引所のためクラッカーに狙われやすい(過去に何度かクラッキングされています)


オススメの取引所④ Bittrex(ビットトレックス)

最後はビットトレックスです。

ビットトレックスの最大の特徴は、取り扱い仮想通貨の種類であり、200種類以上といわれています。

国内取引所で最も多くの仮想通貨を取り扱っている「Zaif(ザイフ)」が15種類ですので、どれほど豊富なのかがわかりますね!

ビットトレックスを使うことによって、新たな草コインを発見できるかもしれません。

手数料や使いやすさが優秀なほかの取引所と一緒に使うのがオススメです。

 

ビットレックスのメリット

・取り扱い仮想通貨の種類が多い(200種類以上!)

・「2段階認証をしないと1日に1BTCまでしか出金できない」というセキュリティ体制がある

 

ビットレックスのデメリット

・日本語に対応していない

・取扱数は多いがほとんど開発されていない仮想通貨もあるので見極めが必要

・メリットであるセキュリティ体制は人によってはめんどうに感じるかも

まとめ

■予測市場「Augur」で使われるのが「仮想通貨REP」

■REPは「群衆の知恵」を参考にしている!

■REPには「スマートコントラクト」が実装されている!

■REPは法規制に注意!

■REPは保険の代わりになるかも!

■REPは国内取引所では取り扱っていない


REPは単に売買をするだけでなく、予測市場で遊ぶこともできますし、レポーターをすることで確実にREPを増やしていく方法もあります。

ほかの仮想通貨とは違った楽しみ方もできるかもしれませんね。

みなさんもREPを使って自分のイベントを作ってみてはいかがでしょうか?

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