【仮想通貨QASH(キャッシュ)】取引所間の価格差がなくなるってどういうこと!?


パソコンを見る猫

すでに仮想通貨の取引をやっている方はご存知の通り、仮想通貨は取引所によって価格が違います。

取引所間に価格差があると「アービトラージ」ができるというメリットがありますが、複数の取引所に登録したり価格を見比べるのはめんどう、というのがデメリットでしょう。

※アービトラージ・・・価格の安い取引所で買って、高い取引所に売ることで利益をだす投資方法。

そのデメリットを解決するために誕生したのが仮想通貨Qashです。

 

「いろんな取引所を使いわけるのめんどうだな」

「どの仮想通貨も日本円で買えるようにして欲しい」

「ここの取引所のアプリ使いやすいけど、仮想通貨の取引量が少ないんだよね」

 

こんな不満をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
今日は仮想通貨のプロフェッショナルであるわたくし”クリプト”が、この不満を解消する”可能性”についてお話しましょう!


仮想通貨Qashの基本情報

仮想通貨名

Qash(キャッシュ)

仮想通貨単位

QASH(キャッシュ)

公開日

2017年11

開発主体

QUOINE(コイン)株式会社

発行上限

10億枚

発行枚数

(2018年9月時点)

約3億5,000万枚

価格

(2018年9月時点)

1QASH=約25.8

時価総額

(2018年9月時点)

約90億3,900万円

時価総額ランキング

(2018年9月時点)

78


ICOで大きな話題に!

仮想通貨Qashは2017年11月に1QASH=0.001ETH(イーサリアム)のレートでICOがおこなわれました。

ICOでは3日間という短い期間で約120億円もの資金を集め、この金額はICO資金調達額ランキングで歴代12位となっています。

※ICO・・・取引所に上場する前の新しい仮想通貨を販売すること。

関連記事:仮想通貨のICOとは?メリットや詐欺に合わないための注意点を解説!


取引所QUOINEX(コインエクスチェンジ)だけが取り扱っている!

Qashの取引ができる取引所は世界中に10社ほどありますが、国内の取引所で取引できるのは取引所QUOINEXのみになります。

取引所QUOINEXは、Qashの開発をしている「QUOINE株式会社」が運営する取引所です。

国内で初めて金融庁から仮想通貨交換業者の許可をもらった取引所であり、BTC(ビットコイン)の取引高で日本一になったこともあります。(24時間での取引高)

Qashの取引をするのであれば、開発者が運営する取引所QUOINEXを利用すると安心感がありそうです。

こちらから公式サイトにアクセスができます↓

ビットコイン


Qashは仮想通貨の「流動性」を上げるために作られた!

仮想通貨全体の課題として”流動性の低さ”がありますが、Qashはこの流動性を上げるために作られました。

流動性とは”交換のしやすさ”のことです。

流動性をわかりやすく解説!

例えば、「F1用の車」と「普通の自家用車」どっちの方が交換相手(買い手や売り手)を見つけやすいでしょうか?

F1用の車は価格が高く、日常的に乗ることもほとんどないので買う人は少ないですよね。

販売している業者も自家用車に比べると少ないです。

つまり、買い手も売り手も少なく見つけにくいということになります。

普通の自家用車であれば売り手はたくさんますし、欲しがる人も多いです。

そうなると、流動性が高いのは「普通の自家用車」であるといえます

F1の車と自家用車

 

仮想通貨はほかの投資商品(株や債券など)と比べて流動性が低いです。

流動性が低いおもな原因としては以下の2つがあるといわれています。

 


仮想通貨の流動性が低い2つの原因

原因① 特定の通貨でしか取引ができない仮想通貨が多い

原因② 取引所によって価格差がある


それぞれ詳しく見ていきましょう!


原因➀ 特定の通貨でしか取引ができない仮想通貨が多い

日本円では取引できない仮想通貨はたくさんあります。

日本円よりもっとマイナーな通貨、例えば、カナダの「カナダドル」でみるとさらに多いです。

そうなると、マイナー通貨を使用している国の人が仮想通貨を買う場合、外貨に両替しなければいけません。

両替にも手数料がかかるため、マイナー通貨を使用している人とメジャー通貨を使用している人とでは、仮想通貨を買うためのコストが違います。

その結果「自国の通貨じゃ買えないからやめよう」という人が多くなり、取引が活発におこなわれない地域ができてしまうのです。


原因② 取引所によって価格差がある

仮想通貨の価格は取引所ごとにある「板」で決まるので、取引所によって価格が違います。

板とは仮想通貨を買いたい人と売りたい人のそれぞれの注文をまとめたものです。

より有利に売買をしたい場合は複数の取引所を利用する必要があります。

でも、複数の取引所とやりとりすると送金手数料が余計にかかりますし、各取引所をつねにチェックするのも大変です。

そのため「自分が利用している取引所だと、今は買い時(売り時)じゃないから取引するのはやめよう」という人が多くなり、取引数が減ってしまいます。

関連記事:【誰でもできる!】仮想通貨の「板取引」を覚えよう!


Qashのプラットフォーム「LIQUID(リキッド)」とは?

LIQUIDとは世界中の取引所をつなげるために開発されている、仮想通貨Qashのプラットフォームです。

LIQUIDを使うと取引所間の価格差がなくなったりどこの取引所のユーザーとも取引できるようになります。


LIQUIDにはおもに4つの技術があります。
ひとつずつ解説していきましょう!


LIQUIDの4つの技術

技術① ワールドブック(World book)

技術② マッチングエンジン(ME)

技術③ クロスカレンシー換算エンジン(CCCE)

技術④ スマート・オーダー・ルーティング(SOR)


技術① ワールドブック

ワールドブック""


ワールドブックとは、世界中の取引所の板をひとつにまとめた板です。

通常、取引所の板はその取引所に口座を開設して、パソコンなどでログインしなければ見ることができません。

でも、ワールドブックがあれば口座を開設することなく、すべての取引所の板を見ることができます。

これがあることで、”どこの取引所が価格が高いのか(もしくは安いのか)”を見比べることができます。


技術② マッチングエンジン(ME)

マッチングエンジン(ME)とは、1秒間に数百万件もの取引を処理するシステムです。

ワールドブックでは、膨大な数の取引をおこなうことになりますが、マッチングエンジン(ME)があることで滞ることなく取引が処理されるといわれています。


技術③ クロスカレンシー換算エンジン(CCCE)

クロスカレンシー換算エンジン(CCCE)とは、すべての法定通貨と仮想通貨の価格を換算する(どんな通貨ペアとも交換する)システムです。

LIQUIDでは仮想通貨市場だけでなく、FX市場(為替市場)の取引所ともつながることで、どんな通貨同士でも交換できるようになります。

FX市場とは”円やドルなどの違う国のお金を交換する場所”のことです。

例えば、以下のような2人のユーザーがいたとしましょう。

 

    ユーザーA 「2BTC(ビットコイン)」を「100万円」で売りたい

    ユーザーB 「5,000ドル」で「10ETH(イーサリアム)」を買いたい

 

法定通貨も仮想通貨も違うので、この2つの取引がマッチングすることは通常ありえません。

しかし、CCCEではこの2つをマッチングさせることができます。

マッチングの仕組みは以下の通りです。

CCCEのマッチングの仕組み

LIQUIDの仕組み""

1.ユーザーAが支払ったBTCは、LIQUIDを通じて仮想通貨市場へ

2.仮想通貨市場から返ってきたETHは、LIQUIDを通じてユーザーBへ

3.ユーザーBが支払ったドルは、LIQUIDを通じてFX市場へ

4.FX市場から返ってきた日本円は、LIQUIDを通じてユーザーAへ

CCCEではこのやりとりを瞬時に、それも同時におこないます。

これがあることで、どこの国の人でも公平に仮想通貨の取引ができるのです。


技術④ スマート・オーダー・ルーティング(SOR)

スマート・オーダー・ルーティングとは、いろんな取引所の注文の中から最適な価格の取引を自動でみつけだして取引を成立させるものです。

さきほどのCCCEの説明であった通り、LIQUIDでは1つの取引を成立させるために、別の場所でいくつかの取引をおこないます。

そのときに、”どこでどういう取引をするのが1番良いのか”を計算するシステムが「スマート・オーダー・ルーティング(SOR)」です。

例えるなら「電車の乗換案内」みたいなものになります。

電車の乗換案内では、”出発地から目的地までどのルートで行くのが1番早いか”や”どのルートが1番安いか”などがわかりますよね。


LIQUIDのメリット・デメリット

パソコンを見つめる猫""


すでにLIQUIDのメリット・デメリットをお話してきましたが、ここで一旦まとめておきましょう!

 

LIQUIDのメリット

メリット➀ どの取引所でも最適な価格で取引ができる

メリット② どの法定通貨でも仮想通貨が買える

 

LIQUIDのデメリット

デメリット➀ アービトラージができなくなる

デメリット② 取引所独自の相場を利用した取引ができなくなる

 


メリット➀ どの取引所でも最適な価格で取引ができる

SORによりどこの取引所を利用しても取引価格がおなじになります。

そのため、取引量を気にすることなく、アプリの使いやすさセキュリティなどを重視して取引所選びができるようになります。

また、最適な価格の取引所がどこなのかをチェックする必要もありません。


メリット② どの法定通貨でも仮想通貨が買える

CCCEにより法定通貨の両替による手数料が不要になります。

そのため、住んでいる地域(使っている法定通貨)によって購入できる仮想通貨が変わることはありません。

仮想通貨を買うためのコストも、地域による差はなくなっていくといわれています。


デメリット➀ アービトラージができなくなる

アービトラージとは、”価格の安い取引所で買い、価格の高い取引所に売ることで差額が利益になる投資方法”です。

LIQUIDでは取引所間の価格差がなくなるので、アービトラージはできなくなるといわれています。


デメリット② 取引所独自の相場を利用した取引ができなくなる

取引所の不正やハッキング、新情報の発表などで価格の動き方は取引所によって違います。

取引所間の価格差がなくなることで、これらの値動きを利用した取引ができなくなるかもしれません。


仮想通貨Qashの将来性

パソコンを見ていない猫""


Qashの将来性を考えるうえで、重要になりそうな6つの情報がこちらです!


Qashは金融庁の許可をもらっている!

日本では”金融庁に認められた仮想通貨”しか取引所で扱うことはできません。

これは詐欺やクラッキング、価格の暴落などから国内の投資家を守るために法律で決まっています。

金融庁の許可をもらっていない仮想通貨だと、法改正により突然規制されることもあるかもしれません。

Qashは金融庁のきびしい審査を通った仮想通貨であり、開発元であるQUOINE株式会社も正式に許可を受けている取引所です。

そのため、法律面においては比較的安全性が高い仮想通貨といえます。


強力なパートナー企業の存在!

世界規模で仮想通貨を流通させるためには、ほかの企業との業務提携が重要です。

QUOINE株式会社はすでいくつかの大手企業と業務提携しています。

おもな提携先がこちらの6社です。

 

提携企業① ジブラルタル証券取引所

ジブラルタル証券取引所は、ヨーロッパにある証券取引所です。

ビットコインを担保にした証券をヨーロッパで初めて上場したことで話題となっています。

 

提携企業② ULSグループ株式会社

ULSグループ株式会社はITコンサルティング業務をおこなっている日本の企業です。

JASDAQに上場しており信頼性の高い企業といえます。

 

提携企業④ 株式会社イーコンテクスト

株式会社イーコンテクストは決済サービス事業をおこなっている企業です。

 

提携企業⑤ Binance(バイナンス)

Binanceはマルタにある世界最大級の仮想通貨取引所です。

以前は香港を拠点としていましたが、マルタに移転したことで仮想通貨に厳しい中国政府の影響を受けることもなくなりました。

 

提携企業⑥ Bitfinex(ビットフィネックス)

Bitfinexは香港を拠点にする仮想通貨取引所です。

仮想通貨の貸し出しができる「レンディングサービス」があることで人気を集めています。


ロードマップがしっかりしている!

ロードマップとは”今後どのように発展させていくのかをまとめた表”のことです

今後の計画がしっかりと考えられているのかどうかは、仮想通貨の将来性にとって重要になります。

仮想通貨Qashのロードマップは以下の通りです。(ホワイトペーパーより抜粋


銀行業務ライセンスの取得を目指している!

ロードマップを見るとわかる通り、QUOINE株式会社は2019年に銀行免許の取得を計画しています。

もし銀行免許が取得できたら、銀行口座から直接仮想通貨の取引ができるようになるかもしれません。

銀行が仮想通貨の貸し出しをおこなうことも考えられます。

銀行免許の取得を目指している仮想通貨取引所は少ないので、もし免許を取得できたらほかの取引所にはない大きなメリットとなりそうです。


開発責任者が積極的に情報配信をしている!

QUOINE株式会社のCEO(最高経営責任者)である栢森氏やCTO(最高技術責任者)であるアンドレ氏などが、YoutubeでQashについて定期的に情報発信しています。

動画が公開されるとQashの価格に影響がでる場合もありますので、チェックするとよいかもしれません。

責任者が直々に解説するということで、情報の信頼性が高く安心感もあります。

CEO栢森による、QASHの将来とLIQUIDのビジョンについて


今のところ通貨の使い道はとくにない!

肝心の通貨自体の使い道ですが、今のところはとくにないようです。

Qashのホワイトペーパーによると、将来的にはLIQUID内で使われたり、QUOINE株式会社が提供するサービスに使える予定となっておりますが、具体的な使い道についてはまだ書かれていません。

Qashの取引ができる国内の取引所はQUOINEXのみになります。

ビットコイン


まとめ

■仮想通貨Qashにはプラットフォーム「LIQUID」がある

■プラットフォーム「LIQUID」の目的は仮想通貨全体の流動性を高めること

■「ワールドブック」によりどんな通貨ペアでもすばやく最適な価格で取引ができる

■「LIQUID」が普及すると取引所間の価格差を利用した投資はできなくなるかもしれない

■仮想通貨QashはQUOINE社が提供するサービスで使われる予定

モノの価格というのは基本的に、”流動性が高いと安定しやすい”です。
LIQUIDが使えるようになると、Qash以外の仮想通貨の値動きも今までと変わる可能性もあります。
Qashに投資しない人も、QUOINE株式会社やQashの動きに注目してみるといいかもしれませんね!

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