DEX(分散型取引所)はココが違う!仮想通貨を安全に取引できる取引所


取引所から仮想通貨が流出した事件がいくつかあると取引所を使うのが心配で、どうにかならないものかな~っと調べてみると・・・みつけました!
仮想通貨流出の心配がない取引所『DEX』
自分で詳しく調べるのはめんどくさ・・・じゃなくて、間違えて覚えてしまうといけないので、仮想通貨のプロフェッショナル“クリプト先生”にわかりやすく教えてもらいましょう!

カナさんイイところに気づきましたね!
『DEX』は絶対に大丈夫!とはいえませんが、安全性が高いのは確かですよ。
どういうことなのか、これからご説明しましょう!


DEXとは?

はてなの看板


DEXとは、『Decentralized Exchanges(分散型取引所)』の略称で、特定の運営主体がおらず個人間で直接取引ができる取引所なんです。


分散型取引所の仕組み


DEXでは、秘密鍵はユーザーが自分で管理することになっていますよ。

普通の取引所は図にするとどんな感じなんですか?

普通の取引所は、『中央集権型取引所』といわれているんですが、図にするとこんな感じですね。


中央集権型取引所の仕組み


中央集権型取引所では、秘密鍵は取引所が管理することになります。

秘密鍵を「自分で管理するか」「取引所が管理するか」が違うんですね!

そうなんです!
他にも違いはありますが、最大の違いはやはり秘密鍵ですね!
中央集権型取引所の場合、取引所がクラッキングされると仮想通貨が盗まれてしまいます。


クラッキングされる中央集権型取引所


2014年のマウントゴックス事件(約142億円分の流出)と2018年のコインチェック事件(約580億円分の流出)は、こうして起こってしまったんです。

そうだったのかー。

これはユーザーには防ぎようがないので、中央集権型取引所の場合は、取引所を信頼して秘密鍵を預けなければいけないんです。
それに対して、DEXでは取引所を信頼する必要はありません。

DEXすごーい!

ただし!
自分が管理している仮想通貨をクラッキングされる可能性は当然ありますから、管理には気を付けてくださいね!


クラッキングされるウォレット


でも、管理者がいないとなると取引とか出金、送金の処理はだれがやってるんですか?

DEXには、『スマートコントラクト』という機能が備わっているので、コンピュータが自動で処理をしています。
取引履歴はブロックチェーンに記録されていて、世界中の人たちで管理してるので、安心です。

 

スマートコントラクトについて詳しくはこちら↓

 

【そもそもスマートコントラクトとは?今注目されているわけとは?】

これならDEXが注目されていることにもうなずけますね!

今はまだ開発途中ということもあり、あまり普及されていませんが将来はDEXが主流になるかもしれない!と期待されています。


DEXと中央集権型取引所との違い

比較する棒人間


DEXと中央集権型取引所との違いをまとめてみました。


 

DEX(分散型取引所)

中央集権型取引所

1.資産の管理

ユーザーが管理

取引所が管理

2.カウンターパーティリスク

なし

あり

3.身分証明

不要

必要

4.サーバーダウンの可能性

低い

高い

5.法律・規制の影響

なし

あり

6.手数料

高い

安い

7.取引量

少ない

多い

8.情報量

少ない

多い

9.補償

なし(自己責任)

取引所によってはあり

10.基軸通貨

プラットフォームの通貨

BTC(ビットコイン)

法定通貨など


1.資産の管理

 

さきほど説明した通り、ユーザーが管理することで、秘密鍵の漏洩(ろうえい)を防ぐことができます。


2.カウンターパーティリスク

カウンターパーティリスクとは、「約束が守られないかもしれないというリスク」のことです。
取引所は、預かっている資産をユーザーに返さなければいけません。
でも、中央集権型取引所の場合、破綻や不正でこの約束が守られない可能性があります。
DEXではユーザーが自分で資産管理をするので、カウンターパーティリスクはありません。

「送金したはずの仮想通貨が消えてしまった」

「送金記録が反映されたのが半年後だった」

 

➡中央集権型取引所では、上記のようなこともめずらしくないが、DEXではこのようなことが起こる可能性は低い。


3.身分証明

 

➡中央集権型取引所に口座開設する場合は、身分証明をする(個人情報を教える)必要がある。
➡秘密鍵とおなじく、個人情報も漏洩するリスクがある。

DEXでは、身分証明が不要なので個人情報漏洩のリスクもない。


4.サーバーダウン

➡取引所のサーバーがダウンしてしまうと、復旧するまで取引ができなくなるので、売買のチャンスを逃してしまうことにもなる。
➡DEXは、世界中の人のコンピュータに分散して存在しているので、サーバーダウンは起こりにくくなっている。


5.法律・規制の影響

➡中央集権型取引所は、その取引所がある国の法律に従わなければならない。
➡極端な話だが「仮想通貨取引所の営業は禁止」という法律ができたら取引所はなくなってしまう。
➡しかしDEXは管理者がいない取引所なので、どこの国の法律にも影響されない。


6.手数料

➡DEXでは「取引の注文をだしたとき」や「注文をキャンセルしたとき」・「入金したとき」・「出金したとき」などさまざまな作業で手数料が必要になるので、中央集権型取引所に比べると手数料が高い。

DEXの手数料を安くする開発をしているところも多いので、今後に期待しましょう!


7.取引量

DEXは、まだ知名度が低くユーザーも少ないため、中央集権型取引所に比べて取引量は少ない。
今後dexのユーザーが増えれば、取引量も多くなる可能性がある。


8.情報量

➡取引量とおなじくユーザーが少ないので、DEXに関する情報も少ない。
➡また、ほとんどのdexは海外のエンジニアによって作られているため、資料は英語のものが多い
➡こちらも今後ユーザーが増えることに期待!


9.補償

中央集権型取引所では、送金ミスやクラッキング被害に対して、補償してくれる取引所もある。
DEXでは管理者がいないのでそういった補償は一切ない。
➡全てが自己責任になるため注意が必要!


10.基軸通貨

基軸通貨とは、基準・中心となる通貨のことです。
仮想通貨はすべての通貨同士で交換ができるわけではありません。
マイナーな通貨同士を交換したいときは、一度基軸通貨に換えてから交換する必要があります。


基軸通貨の仕組み


中央集権型取引所では、ビットコインや法定通貨が基軸通貨になることが多い。
DEXではそのプラットフォームの通貨が基軸通貨になる。

※プラットフォームの通貨とは・・・
たとえば、ETH(イーサリアム)のプラットフォームで作られたDEXであれば、基軸通貨はETHになる。

DEXはいろんな仮想通貨のプラットフォームで作られているので、一部ご紹介しましょう!


DEXの種類

ノートとペン

プラットフォーム

取引所名

特徴

ETH

(Ethereum/イーサリアム)

EtherDelta

(イーサデルタ)

ETHベースのトークン(ERC20)がすべて取引できる。

ETHベースの新通貨が、1番初めに上場する可能性が高い取引所。

Kyber Network

(カイバ―ネットワーク)

別の通貨に自動で変換して送金ができる『決済API』が実装されている。

ETHの創始者『Vitalik Buterin』氏がアドバイザーとして開発に関わっている。

Bancor Network

(バンコールネットワーク)

約90種類の仮想通貨を取引できる。

買い手、売り手がいなくても取引ができるので、dexの欠点である『取引量の低さ』を克服している。

BTC

(Bitcoin/ビットコイン)

Counterparty

(カウンターパーティ)

誰でも独自のトークンをつくることができる。

Bitsquare

(ビットスクウェア)

仮想通貨同士だけでなく、法定通貨との交換もできる。

BTS

(Bitshares/ビットシェアーズ)

Openledger

(オープンレジャー)

『BitUSD』、『BitJPY』、『OpenETH』、『OpenBTC』など価格が固定したトークンと交換ができる。

WAVES

(Waves/ウェーブス)

Waves Lite Client

(ウェーブス・ライト・クライアント)

ビットスクウェアと同じく、仮想通貨同士だけでなく法定通貨と交換ができる。

 


DEXにもいろいろあるんですねー。

これはまだほんの一部ですけどね!
さっきもいった通り、DEXに関する情報はまだ少ないので、興味があったら一度自分で使ってみると良いですよ!


まとめ

■DEXとは運営者がいない取引所である

■DEXでは、第3者を信頼して資産を預ける必要がない

■DEXは資産の流出を防げることで注目されている

■DEXはいろんな仮想通貨のプラットフォームで作られている

■将来的には、取引所はDEXが主流になるかもしれない

 

DEXが普及することで流出事件とかなくなるといいですね!

そうですね!
DEXはまだできたばかりなので、課題はたくさんありますが、今後もっと注目を集めるかもしれませんね!

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