取引内容がバレない!?仮想通貨Bytecoin(バイトコイン/BCN)とは?


匿名性

Byte coin(バイトコイン/BCN)は2012年に公開された古い仮想通貨です。

「プライバシーの保護」を目的として開発されており、匿名通貨ともよばれています。

 

匿名通貨としてはモネロやダッシュのほうが知名度が高いかもしれませんが、世界初の匿名通貨はByte coinです。

今回はByte coinの匿名性を高める仕組みや特徴をご紹介します。


こんにちは、仮想通貨について猛勉強中のカナです。
匿名通貨っていくつか種類があるけど、そのほとんどはByte coinを参考にして作られてるんだって!
一体どうやって匿名性を高めているのか気になりますね!


Byte coinとは?

基本情報

仮想通貨名

Bytecoin(バイトコイン)

通貨単位

BCN

公開日

2012年7月

開発組織

Bytecoin.org

発行上限

1,844億7000万枚

供給量

(2018年9月19時点)

約1,840億6,500万枚

時価総額

(2018年9月19時点)

約384億1,400万円

時価総額ランキング

(2018年9月19時点)

25

価格

(2018年9月19時点)

1BCN=約0.2円

承認方法

プルーフ・オブ・ワーク

ブロック生成速度

約2分


Byte coinは「2012年7月」に公開された仮想通貨です。

最初の仮想通貨であるBTC(ビットコイン)が公開されたのは「2009年」

人気上位の仮想通貨であるETH(イーサリアム)が公開されたのは「2014年2月」

おなじく人気の仮想通貨XRP(リップル)が配布されたのは「2013年11月」です。


Byte coinがかなり初期からある仮想通貨だということがわかりますね!

現在の発行枚数もかなり上限に近くなってますね!


Byte coinは匿名性が高い仮想通貨!

匿名性とは、送金者や受取人、送金金額、取引内容などがわからないように情報を隠すことです。

隠れている情報が多いほど匿名性は高いといえます。

Byte coinの取引では、送金者、受取人、取引履歴がわからないようになっているのです。


Byte coimの取引でわからないこと

  • 送金者(だれが送ったのか)
  • 受取人(だれがうけとったのか)
  • 取引履歴(今までにどんな取引があったのか)

匿名性が高い仮想通貨はほかにも、「Monero(モネロ)」「Zcash(ジーキャッシュ)」「Dash(ダッシュ)」などがありますが、その中でもByte coinははじめて匿名性の高さをウリに開発された仮想通貨です。

関連記事:仮想通貨Monero(モネロ/XMR)とは?特徴や購入可能な取引所を解説

関連記事:仮想通貨Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)ってどうなの?果たして投資する価値はあるのか!?


へぇ、でもなんで匿名性を高くする必要があるんだろう?


なぜ匿名性を高くするのか?

匿名性を高くする理由は、他人に資産がバレないようにするためです。

BTC(ビットコイン)をはじめ多くの仮想通貨は「誰が誰にいくら送った」という取引履歴を記録していて、その情報はだれでもみれるように公開されています。

そのため、取引履歴をたどっていけば「今だれがいくら持っているか」までわかってしまうのです。

関連記事:【図解あり】ブロックチェーンの仕組みを超わかりやすく解説してみた


パソコンで情報を調べてる人""


でも、記録されてるのは「アドレス」であって名前とかじゃないから、他人にバレても別にいいんじゃないですか?

アドレスとは?

アドレスとは仮想通貨をしまっておく財布(ウォレット)の番号です。

銀行口座でいう口座番号のようなものになります。

関連記事:仮想通貨ウォレットのおすすめとは?最適なウォレット選びが大切!

たしかに、「どのアドレスにいくら入ってるのか」だけがわかっても仕方ないかもしれませんね。

ブロックチェーンに記録されている情報だけでは、そのアドレスがどこの誰のものなのかは一見わかりません。

でも、今後コンピュータ技術が進むことによって、誰のアドレスなのかがわかってしまうといわれているのです。

そうなると、資産額やどんな買い物をしたかが他人に知られてしまいます。

Byte coinはこのようなことを防ぐために開発された仮想通貨なのです。



匿名性を高めるシステム「Crypto Night」とは?

Byte coinは「Crypto Night」というシステムを実装することで匿名性を高めています。

Crypto Nightで使われる技術は以下の4つです。


Crypto Nightで使われる4つの技術

  1. リング署名
  2. ワンタイムキー
  3. キーイメージ
  4. ブロックチェーン分析対抗

技術① リング署名

リング署名とは、複数人で署名をすることで、だれからの送金かわからなくする電子署名の方法です。

署名って、クレジットカードとか使ったときにするあの署名ですか?

その署名です!
クレジットカードを使ったときは「私(本人)がカードを使いました」という証明をするために署名しますよね。

仮想通貨を送金する場合も「私(本人)が送金しました」という証明をするために、ネット上に電子署名をしなければいけません。

普通は本人だけが署名しますので、第3者がみてもだれが署名したのかわかります。


通常の電子署名""


これに対してリング署名は複数人で署名することで、だれの署名かわからないようになっているんです!


リング署名1""


さらに、別のリング署名のグループに参加することもできるので、署名者を特定することがよりむずかしくなっています。


リング署名2""


へぇ~。
あれ?これって受取人もだれから送金されてるのかわからないんですか?

いえいえ、受取人はだれから送金されているのか、ちゃんとわかるようになっていますよ。
第3者にだけ送金者をわからなくする仕組みです!


技術② ワンタイムキー

ワンタイムキーとは、その名の通り取引のときに使われる1度かぎりの鍵です。

ここでいう鍵は「口座番号」のようなものをイメージしてください。

基本的に仮想通貨を送金するときは、送金元のアドレス(=口座番号)送金先のアドレス(=口座番号)を公開する必要があります。


通常の送金方法""


口座番号が公開されるため、取引履歴をしらべることで「だれがいくら持っているのか」がわかってしまうわけですね。

これをわからなくするために、Byte coinでは一時的に別の口座番号が自動的に用意されます。

この一時的な口座番号が「ワンタイムキー」です。


ワンタイムキーを使った送金方法""


サイトとかにログインするときによくあるワンタイムパスワードみたいな感じですね!

ワンタイムキーはおなじ相手との取引でも毎回変わります。

そのため、後になって取引履歴を見直しても「誰と誰の取引なのか」を割り出すことはほぼ不可能といわれています。


技術③ キーイメージ

キーイメージとは二重支出を防ぐ仕組みです。

二重支出とは、おなじコインを2回使うことをいいます。

たとえば、10BCNしか持っていないAさんが、BさんとCさんにそれぞれ10BCNずつ渡すといった感じです。


二重支出""


こんなことができたら仮想通貨が無限に使えちゃいますよっ!

そのとおりです!
BTCであれば取引内容が他人にもわかるようになっているので、二重支出の心配はないんですけどねぇ。

Byte coinはこれまで話してきたとおり「どんな取引をしたか」「だれがいくら持っているか」を把握しておくのがむずかしいので、この二重支出が心配されるわけです。

そこで、Byte coinを取引するときはキーイメージというものを作ります。

おなじコインで2つ以上のキーイメージを作った場合、2つ目以降のキーイメージにはリング署名ができないようにしています。

署名ができないということは、送金が完了せず取引も成立しないということです。


二重支出ができない""


技術④ ブロックチェーン分析対抗

ブロックチェーンの分析とは、記録されている取引を調べて「誰がいくら持っているか」を調べることです。

これをできないようにするのが「ブロックチェーン分析対抗」になります。

 

どうやって対抗してるんですか?

Byte coinのブロックチェーンは、実際には成立していない「ウソの取引」もダミーとして記録しているんです。


バイトコインのブロック""


うわー!
こんなにウソとホントが入り乱れてたら、誰がいくら持ってるかわからないですね!

この仕組みがあることで、Byte coinのブロックチェーンを調べることはほぼ不可能といわれています。


Byte coinと似ている匿名仮想通貨

Bite coinとおなじように高い匿名性をもつ仮想通貨は他にもあります。

代表的なのはモネロ、ダッシュ、ジーキャッシュです。


仮想通貨名

Monero

(モネロ)

Dash

(ダッシュ)

Zcash

(ジーキャッシュ)

通貨単位

XMR

DASH

ZEC

公開日

2014年4月

2014年1月

2016年10月

発行上限

上限なし

2,200万枚

2,100万枚

供給量

(2018年7月5日時点)

約1619万枚

約817万枚

約428万枚

時価総額

(2018年7月5日時点)

約2,476億2,857万円

約2,206億3,578万円

約864億4,693万円

時価総額ランキング

(2018年7月5日時点)

13

14

22

価格

(2018年7月5日時点)

1XMR=約15,290円

1DASH=約26,983円

1ZEC=約20,182円

Dashはコインが破棄される仕組みがあるので、上限枚数はどんどん減っていきます。


これらはどれもByte coinを参考にして「匿名性の高さ」をウリに作られた仮想通貨です。

似てる仮想通貨がこれだけあると、どれに投資しようか迷っちゃいますね。

「この中のどれかは高騰する!」という人や「どれかが高騰すれば他のもつられて高騰する!」という人もおり、いろんな意見があるようです。

それぞれ匿名にできる範囲や送金速度など、細かい違いがありますので、特徴を調べて投資の参考にしてみてくださいね!

 

関連記事:仮想通貨のMonero(モネロ/XMR)とは?特徴や購入可能な取引所を解説

関連記事:仮想通貨Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)ってどうなの?果たして投資する価値はあるのか!?


匿名仮想通貨のメリットデメリット

匿名性が高い仮想通貨に共通するメリット・デメリットをご紹介します。


メリット クラッキングに強い!

匿名性が高ければ高いほど、公開されている情報は少なくなります。

情報が少なければクラッキングや不正をおこなうこともむずかしくなるため、被害にあう可能性はとても低い安全な仮想通貨といえます。

 

デメリット 犯罪に利用される可能性が高い!

取引内容や取引相手がわからない仮想通貨は、闇取引やマネーロンダリング、脱税などをするのに都合がよいです。

仮想通貨がそういった犯罪に使われた場合、使用禁止などの規制をする国がでてくるかもしれません。

 

マネーロンダリング・・・日本語では「資金洗浄」、脱税や粉飾決算などの犯罪によって得たお金を隠すこと。


Byte coinの購入方法

Byte coinは現在(2018年9月時点)国内の取引所では取り扱いがなく、海外の取引所で取引ができます。

そのため、Byte coinの取引をするには海外の取引所に口座を開設しなければいけません。

海外取引所の口座開設は、取引所の公式サイトからおこなうことができます。

口座開設をするときは、通貨ペアに気をつけてください。

 

通貨ペアとは?

通貨ペアとは交換ができる通貨同士のことです。

たとえば、「BTC/JPY」という通貨ペアは「ビットコインと日本円」が交換できるという意味になります。

 

取引所によって通貨ペアが違うので、自分が交換したい通貨とByte coinのペアがあるのかどうかは事前に確認しましょう!


Byte coinを取り扱っている海外取引所は15社ほどあります。
そのなかでオススメの3社をご紹介します!


Byecoinの取引ができるオススメ海外取引所

  • ・Binance(バイナンス)
  • ・HitBTC(ヒットビーティ―シー)
  • ・Poloniex(ポロにエックス)

オススメ海外取引所① Binance(バイナンス)

 

Byte coinが購入できる通貨

・BTC(ビットコイン)

・ETH(イーサリアム)

 

Binanceは2017年7月に設立した中国の取引所です。

比較的新しい取引所でありながらも、現在では世界最大級の取引高を誇る取引所となっています。

取り扱い仮想通貨の種類が豊富で、その数は100種類以上です。

開発されたばかりの新しい仮想通貨もすぐに取り入れるので、いろいろな仮想通貨を目にすることができます。

取引手数料は全通貨ペアで0.1%となっており、ほかの取引所とくらべて手数料が安いことでも有名です。


オススメ海外取引所② HitBTC(ヒットビーティ―シ―)

 

Byte coingが購入できる通貨

・USD(米ドル)

・BTC(ビットコイン)

・ETH(イーサリアム)

・EOS(イオス)

 

HitBTCは2013年に設立した老舗の取引所です。

イギリスに登録されていますが、取引所の運営をしている「HIT Solution Inc.」がどこの国の企業なのかは不明となっています。

取引ペアが430種類ほどあり、Byte coinとのペアも4種類と豊富です。

Binanceとおなじく、取引手数料は0.1%と安く新しい通貨への対応も早いことで人気をあつめています。

また、HitBTCはメールアドレスとパスワードだけで登録できるので、氏名や住所などの個人情報を晒す必要がありません。

取引所から個人情報が流出することもめずらしくありませんので、匿名で取引できるのは安心感があります。


オススメ海外取引所③ Poloniex(ポロにエックス)

 

Byte coinが購入できる通貨

・BTC(ビットコイン)

・XMR(モネロ)

 

Poloniexは2014年に設立したアメリカの取引所です。

世界でもトップクラスの取引量があり、取り扱っている仮想通貨は100種類ほどあります。

Poloniexのおおきな特徴は「レンディング」と「レバレッジ取引」ができることです。

レンディングとは、自分がもっている仮想通貨を貸すことで利子を得るサービスです。

貸出期間が終わると、利子が上乗せされた金額が自動的に返金されます。

レンディングはほとんど手間をかけずに資産を増やしていけることで人気のあるサービスです。

もう1つの特徴であるレバレッジ取引とは、取引所から資金を借りて手持ちの資金よりも大きな金額でおこなう取引です。

少ない金額でも大きな利益が得られるというメリットがありますが、仮想通貨の相場が下がったときの損失も大きくなるので注意が必要です。


まとめ

■Byte coinは最古のアルトコインのひとつ

■Byte coinは匿名性がとても高い

■匿名性が高い仮想通貨はほかにも

「モネロ」「ダッシュ」「ジーキャッシュ」などがある

■Byte coinはクラッキングに強く、犯罪に利用される可能性がある

 

Byte coinはクラッキングに強く、取引内容を他人に知られることがないということで、とても安全性が高い仮想通貨です。

でも、匿名性の高さ以外にはとくに目立った特徴がない、ともいわれています。

 

モネロやダッシュなどのライバル仮想通貨もありますので、他に実用性のある機能が実装されるのかどうかが重要です。

今後のアップデートに注目していきましょう!

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