そもそもスマートコントラクトとは?今注目されているわけとは?


みなさんはじめまして! クリプトと申します!

 

みなさんの中には

「スマートコントラクトってなに?」

「スマートコントラクトでなにができるの?」

「なぜ今注目されている?」

このような疑問をお持ちの方が多いかと思います。

 

そこで今回は「スマートコントラクト」を初めて聞いた人でもわかるよう、スマートコントラクトをやさしく丁寧に解説いたします!

スマートコントラクトは、今後、契約について基盤の技術となるかもしれないので、今のうちに知っておきましょう!

 

そもそもスマートコントラクトとは?

 

スマートコントラクトとは、契約を自動化するプログラムのことです。

よく引き合いに出される自動販売機を例にしましょう。

スマートコントラクトの自動販売機

自動販売機に100円を入れると、自動販売機は100円で買える品物を自動で判別します。

プログラミングで使われる構文です「もし○○なら、□□する」。

写真の例ですと、「もし100円を入れられたら、100円で買える品物を判別する」となります。

 

「もし○○なら、□□する」というのが契約を自動化するプログラムです。

 

「あれっ?これがスマートコントラクトだったの?」と思うかもしれませんが、スマートコントラクトというのは、1994年に誕生した言葉です。

では、「なぜ今スマートコントラクトが注目されているのか?」というのが仮想通貨と関係の深いところです。

 

なぜスマートコントラクトは今注目されているの?

 

1994年からあった言葉「スマートコントラクト」が今注目されている理由は、仮想通貨の土台となる、ブロックチェーン技術の発明があるからです。

ブロックチェーンとは、中央機関を介さず、契約・取引の不正を事実上不可能にした技術のことをいいます。

 

スマートコントラクトは、自動販売機のような規模の小さな契約には向いていますが、家や車のような規模の大きな契約には不向きでした。

というのも、家や車の購入など規模の大きな契約であると、後々、当事者が契約データに不正を加えて、「すでに払った」「お前は払っていない」などの払った・払わなかった問題が付きまとうからです。

スマートコントラクトなしの問題点

払った・払わなかった問題を解決するためには、当事者の間に仲介者が入り、契約を成立させる必要がありました。

スマートコントラクトで解決する問題

ですが、不正ができないブロックチェーン技術の登場によって、払った・払わなかった問題がなくなり、仲介者なくして、規模の大きな契約もスマートコントラクトで可能となります。

スマートコントラクトが注目されている理由は、ブロックチェーン技術の登場があったからというわけです。

 

スマートコントラクトでなにができるのか?

スマートコントラクトでできること

 

家や車などの大きな契約ができるようになるという話から気づいているかもしれませんが、スマートコントラクトにより、仲介する必要のある契約を自動で行うことができます。

一言でいえば、スマートコントラクトでできることは「手数料が格安になる」ということです。

これはどういうことでしょうか。

ここで今までの、購入の流れを見てみましょう。

 

スマートコントラクトなしの従来の購入の流れ

スマートコントラクトで購入

仲介者を挟まず、売る人から買う人へ直接売買するという図式となります。

たとえば、スマートコントラクトを土台にした自動車を販売するシステムがあるとします。

いわゆる、自動車(・・・)販売機です。

スマートコントラクト自動車販売機

自動車販売機には、10万円で買える軽自動車から、価格1,000万円のスポーツカーが販売されています。

スポーツカーを買いたい人は1,000万円をシステムに入金します。

入金が完了すると、自動車販売機は自動でプログラムを始めます

「1,000万円振り込まれたから、1,000万円分の自動車までを選択できるようにしよう!」

 

車を買いたい人は、書類に署名をして、決められた期日までに1,000万円を振り込めば、車を購入することができるのです。

しかし、決められた期日までに1,000万円を振り込めなければ、車を受け取ることができないプログラムが実行されます

「もし1,000万円を平成○○年1月1日までに振り込まなければ、自動車が出てこない!」

 

このスマートコントラクトを土台にしたシステムによって、自動車を製造する人は仲介者を挟む必要がないため、利益を多く得ます。

また、自動車を買いたい人は仲介者を挟まずに購入することができるため、自動車を格安で購入できます。

 

※ここでいう仲介者というのは、自動車を配送する業者などではなく、購入の手続きに必要な契約をする仲介者のことを指します。

 

ブロックチェーン技術が発明された今、スマートコントラクトを搭載したシステムがあれば、仲介する手間が省けるわけです。

 

※仲介する手間が省けると申しましたが、これは仲介業がなくなることを必ずしも意味しません。というのも、仲介業者には契約を成立させる手続き業務のほかに、商品の魅力を伝える宣伝や契約文書の作成などの業務があるからです。ただ、契約に関わる業務が自動化されるため、必然的に業務は少なくなるでしょう。

 

車の例だけでなく、スマートコントラクトが実際に使われている事例を見ていきましょう。

 

スマートコントラクトの活用事例

スマートコントラクト活用事例

 

ブロックチェーン技術を基に、スマートコントラクトで作られたアプリケーションはDApp(ダップ)といわれています。

DAppとは分散型アプリケーションの略で、運営会社が不在のアプリのことです。

 

スマートコントラクトが実際に使われているDAppの例

 

スマートコントラクトの理解を深めるため、Ujo Musicというアプリケーションをみてみましょう。

Ujo Musicとは、先ほどの自動車販売機の例と同じく、仲介業者なしでミュージシャンからファンへ直接、楽曲を販売することを可能にします。

 

Ujo Musicにより、仲介業者への手数料を支払わず、ミュージシャンが本来受け取る利益を大幅に上げることができます。

 

アプリの例だけではなく、スマートフォンが車の鍵の役割をしている今では、乗り手から乗り手また乗り手へとカーシェアリングが円滑にできることも魅力的です。

スマートコントラクトが作動し、「もし〇年〇月〇日〇時を過ぎたら、所有権を□□さんへ移す」という使い方もできます。

 

解決すべき問題はありますが、盗難対策にはGPSで車の位置を確認する、車内清掃には自動掃除の技術で対応するなど、カーシェアリングがより手軽に格安で利用できるでしょう。

仲介者を挟まない魅力的なスマートコントラクトですが、もちろんデメリットもあります。

次の章で、スマートコントラクトのメリット・デメリットを見てみましょう。

   

スマートコントラクトのメリット・デメリット

メリット・デメリット

スマートコントラクトのメリット

  • 取引の手数料が格安で済む
  • 信用度が格段に上がる
  • 契約の改ざんができない
  • サーバーアクセスの集中を防ぐ

 

スマートコントラクトを導入することで、仲介業者を挟まないため、手数料が格安で済みます。

また、ブロックチェーン技術と組み合わせることで契約の改ざんを不可能にして、取引の信用度を格段に引き上げます。

 

今までは、仲介業者を介すことで相手が信頼できるかを確認してきたのですが、スマートコントラクトであれば、「○○の契約が履行されるまで××は行わない」という契約を組めばよいわけです。

DAppは名前の通り、分散型アプリケーションのため、ひとつのサーバーにアクセスが集中することがなくなります。

サーバーダウンしないことは、ユーザーにとって魅力的でしょう。

 

スマートコントラクトのデメリット

  • 契約の変更が難しい
  • 柔軟性がない

 

スマートコントラクトのデメリットは、契約の変更が難しいという点が一つあります。

プログラムで契約を組むため、なにか変更するにしてもプログラムを組み直す必要があります。

 

また、万が一バグが発生した場合、おかしな契約が結ばれる恐れがあります。

今の段階でスマートコントラクトには柔軟性がないため、スマートコントラクト締結後の詳細な変更にも対応する必要があります。

 

スマートコントラクトの今後

スマートコントラクトの今後

 

今後、スマートコントラクトを土台にしたシステムは、自動車業界だけでなく、不動産業界や音楽業界などさまざまな業界で徐々に普及していくでしょう。

仮想通貨に関していえば、スマートコントラクトを搭載しているETH(イーサリアム)NEO(ネオ)といったコインが今後、人気を高めていくのではないでしょうか。

 

とはいっても、スマートコントラクトには解決する問題もあります。

前章でご紹介したように、スマートコントラクトはまだ完ぺきではありません。

 

カーシェアリングの例ですと、プログラムにバグが発生した場合、スマートフォンを車にかざしても所有権が認められない状況もありえます。

中央機関を置いていないシステムなので、そうしたトラブルがあれば問題を解決するのが困難です。

スマートコントラクトの導入で一番の問題点は柔軟性がないことです。

 

今後、スマートコントラクトが普及するにつれて、スマートコントラクトを使用する各業界、開発者には、柔軟性を高めるための対応策が求められます。

 

まとめ

スマートコントラクトは、契約を自動化するプログラムであることはわかっていただけましたか?
ブロックチェーンが発明された今、スマートコントラクトが社会基盤となり、従来の業務にも徐々に変化がみられるでしょう。
スマートコントラクトを搭載しているETHやNEOコインには、今後の活躍が期待できます。

 

合わせて読みたい
未来人

仮想通貨を語る未来人の投稿の謎に迫る!仮想通貨が世界を滅ぼす?

仮想通貨手数料

仮想通貨の手数料を節約しよう!実践できるポイントをご紹介!

暗号通貨 アイキャッチ

暗号通貨と仮想通貨、正しいのはどっち?それは呼び方の違いにあった

最新仮想通貨記事一覧

特徴から仮想通貨取引所を探す

あらゆる疑問を解決!!仮想通貨の知っておくべき知識
あらゆる疑問を解決!!仮想通貨の知っておくべき知識