仮想通貨セミナーに行くその前に!知っておくべき注意点と対処法とは


「手っ取り早く仮想通貨セミナーで勉強したい」
「仮想通貨セミナーに行ってみたいけど怖い」
「仮想通貨セミナーってぶっちゃけどうなの?」

 

カナさん、難しい顔して一体どうしたんですか?

クリプト先生じつは…この前友だちから電話がかかってきて『仮想通貨セミナー』に誘われたんですよ。
友だちは『仮想通貨セミナーに行くと5,000円分の仮想通貨コインが貰えてお得だよ~♪』っていうんですけど…。

ふむふむ。
それで?

『そんなにイイ話なら1度くらい仮想通貨セミナーに行ってみようかな?』って思うんだけど、なんとなく不安なんですよね…。

なるほど、それでは今回は仮想通貨セミナーに行く前に知っておくべき注意点や対処方法について詳しく解説していきましょう。

国民生活センターに寄せられる仮想通貨トラブルの相談件数が急増中!

悩む男性

 

クリプト先生、先ほども言いましたけど私、仮想通貨セミナーに誘われたんです。
行ってみようかな?と思うんですけどなんか怖いんですよね…
どうしたらイイでしょうか?

 

 

結論からいうと仮想通貨セミナーと名の付くものには、あまり行かないほうがいいかもしれません。
実際確証はないですけど、仮想通貨セミナーの名を語った『怪しいセミナーが増えている』ということが理由です。

 

 

でもセミナーで教えてくれる先生はお金のプロといわれる『ファイナンシャルプランナー』『一流企業出身』で凄い肩書の人なんですよ?!
怪しいか怪しくないか、どうやって見極めたらいいのか分かりません。

 

 

そうでしょうとも。
見極めが難しいからこそ、行くべきではないんですよ。

 

 

でも…そういわれるとますます興味がわくっていうか、怖いもの見たさで行ってみたくなっちゃうのが人情ってものでしょ?

 

 

それではちょっと怖い数字をお見せしましょう。
2014年~2017年の間に独立行政法人『国民生活センター』に寄せられた『仮想通貨トラブルの相談件数』をグラフにまとめましたので見てください。

 

 

相談件数グラフ

 

2014年~2017年のたった4年間のうちに、相談件数が14倍にまで膨れ上がってますね…。

 

 

もちろんこの数字全てが『仮想通貨セミナーのトラブル』というわけではありませんが、実際に仮想通貨セミナーに関する相談も多いようです。
国民生活センターに寄せられた相談事例を表にまとめましたので、そちらも参考に見てみましょう。

 

国民生活センターに寄せられた仮想通貨トラブルの相談事例

◆実態不明な投資話に関する相談事例

【事例1】

仮想通貨に関連付けた投資

【事例2】

仮想通貨のマイニングへの投資

【事例3】

ICOへの投資

【事例4】

仮想通貨自動売買システムの劇場型勧誘

◆仮想通貨交換業者に関する相談事例

【事例5】

不正アクセスによる仮想通貨の消失

【事例6】

他人のウォレットへの誤入金

【事例7】

仮想通貨の誤送金

【事例8】

事業者の問い合わせ対応

 

表の【事例1~4】にあたる『実態不明な投資話に関する相談事例』は、仮想通貨セミナーで勧誘が行われた可能性が高いといえるでしょう。

 

 

ひぃ~怖いですねぇ。

 

 

セミナーの運営者は話の上手なプロですから、閉鎖的な空間で話を聞いているうちに会場の熱気や雰囲気に押されて勧められるがままに商品を購入したり契約したりしてしまうんですね…。

 

 

なんか、仮想通貨セミナーって『マルチ商法』と似てますね…。

 

 

全ての仮想通貨セミナーが悪いとは言い切れないんですけど、実際に多くの相談が寄せられていますし、これから行くセミナーが、良いセミナーか悪いセミナーかを事前に見極めるのは難しいでしょう。

 

 

よ~く分かりました。
仮想通貨セミナーはキッパリと断わることにします!

 

 

【注意】事例から学ぶ仮想通貨セミナーの実態とは?

セミナー講師身振り手振り

 

続いてはセミナーの実態についてお伝えしましょう。
2018年7月時点の数字になりますが、インターネット上で『全国の仮想通貨セミナー』を検索すると、7月分だけでも100以上のセミナーが開催されていることが分かります。

 

 

へぇ~!ところで、仮想通貨セミナーでは一体どんなことを教えてくれるんでしょうか?

 

 

それでは一般的な仮想通貨セミナーでの主な内容と特徴を表にまとめましたので、見てください。

 

 

セミナーに聞き入る人々

 

仮想通貨セミナーの主な内容と特徴

<仮想通貨セミナーの主な内容>

仮想通貨とは

ビットコインとは

ブロックチェーンとは

マイニングとは

ICOとは

ウォレットとは

仮想通貨の市場規模について

オススメの仮想通貨とは

仮想通貨の売買の仕方

<仮想通貨セミナーの主な特徴>

・友人知人からセミナーに勧誘される

・リスク説明がなく『所有するだけで利益が得られる』などおいしい話しかしない

・参加したセミナーで仮想通貨の購入を促される

・『この仮想通貨は今買わないと損する!』などと購入を急かしてくる

・代理店を介して仮想通貨を販売している

・仮想通貨の購入価格が決められている

・仮想通貨の買取保証をうたっている

・権威のある人物や機関の名前を出して安心させようとする

・セミナー参加者に仮想通貨やパンフレットをプレゼントする

・セミナーに友人知人を紹介すると紹介者にキックバックが入る

 

上記の内容に加え『確実に儲かる仮想通貨投資の完全攻略法』といったタイトルで仮想通貨セミナーの参加者の好奇心を煽りいとも簡単に仮想通貨でお金儲けができるかのような錯覚を起こさせるやり方が多いようです。

 

セミナー会場っていう独特の閉鎖空間の中で話を聞いていると、だんだんその気になっちゃいそうですね。
あ…だけど今回のセミナーは、参加するだけで5,000円分の仮想通貨が貰えるんですって!

 

カナさん…うまい話には裏があるんですよ!
例えばこんなケースを例に考えてみてください。

 

あるところに受験生が居ます。
受験生は英語をマスターしたいけど勉強の仕方が分からない。
そこで、家庭教師を頼んで勉強を教えてもらいました。
その結果、受験生は家庭教師の先生から5,000円もらいました。

 

 

むむむ、これは何か裏がありそうですね!
きっと先生は5,000円を払って生徒に勉強を教える以上に、もっと大きなメリットを得られる仕組みがあるに違いありませんっ!

 

 

それと同じことが仮想通貨セミナーで起こっているというワケです。
何の知識もない人が仮想通貨セミナーに参加して5,000円分の仮想通貨をもらうためには、ウォレットを作らないと受け取れませんよね?

 

 

は、はい。

 

 

もしかしたら5,000円の仮想通貨を受け取るために、高価なハードウォレットを売りつけられるかもしれません。
さらにハードウォレットの設定を手伝うなどといって、パスワードを盗みとっておいて後日ウォレットにたくさんの仮想通貨が入った頃を見計らって、パスワードを不正に使用して全ての仮想通貨を盗み取るということもできるでしょう。

 

 

怖い怖い!!

 

 

仮想通貨セミナーでおこなわれる悪事は、考え出せばキリがありません。
相手は話術のプロですから、こちらに勝ち目はないと思ったほうが良いでしょう。

 

 

仮想通貨セミナーの契約をキャンセルしたい!クーリングオフのやり方

クーリングオフ

 

もしも詐欺的な仮想通貨セミナーに参加して、何かを契約した後に『やっぱりキャンセルしたい!』って思った場合はどうしたらいいんでしょうか?

 

 

もしも詐欺的なセミナーで仮想通貨を購入したり、何かを契約したりしてしまった場合はまず『クーリングオフ』制度を利用しましょう。

 

 

仮想通貨もクーリングオフできるんですか?

 

 

一般的に『訪問販売』『電話勧誘販売』などで仮想通貨を購入した場合は、契約書面を受け取ってから8日間はクーリングオフすることができます。

 

 

ホッ。

 

 

仮想通貨の場合も基本的には『仮想通貨セミナー』の場合も同様の扱いになりますが、仮想通貨の発行者や管理者の実態が不明な場合や、所在地が海外にあるような場合は、万が一トラブルになっても契約を解約して返金を受け取ることはかなり難しいと思ってください。

 

 

ガーン。
騙されたかも!と思ったときにはもう遅い、っていうケースもあるんですね…。

 

 

そうなんです。
念のため、クーリングオフに必要な書面と手順をまとめておきましたので参考にしてください。

 

 

クーリングオフの手順と書面の書き方

<手順>

①ハガキや書面に必要事項を記入する

②証拠を残すため、送付前にハガキや書面を両面コピーして保管する

③『簡易書留』や『内容証明郵便』で相手先にクーリングオフ書面を送付する

<ハガキの裏面に記載する内容>

①タイトル

②契約年月日

③商品名

④契約金額

⑤会社名

⑥※商品を受け取っている場合:商品の引取りを求める内容

⑦※お金を支払っている場合:返金を求める内容

⑧ハガキを書いた年月日

⑨自分の住所

⑩自分の氏名

<ハガキの記載例>

①通知書

②契約年月日:2018年7月1日

③商品名:〇〇〇

④契約金額:〇〇〇円

⑤会社名:○○〇株式会社

⑥上記の契約を解除しますので、契約金額○○〇円を返金し、商品をお引き取りください。

⑦上記の契約を解除しますので、契約金額○○〇円を返金してください。

⑧2018年7月5日

⑨東京都○○区○○1丁目〇番〇号○○マンション101号

⑩山田 太郎

 

 

へぇ~見本を見ながらだったら書けそうな気がします。

 

 

ハガキや書面を書いてクーリングオフの書面ができあがったら、普通郵便で送付するのではなく、必ず『簡易書留』や『内容証明郵便』で送付しましょう。

 

 

ハガキによる簡易書留は申込をした日時と配達状況が記録されますし、書面による内容証明郵便であれば『いつ・誰が・どのような内容』の書類を送付したのかという記録も残りますもんね!

 

 

そうなんです。
確かにクーリングオフの手続きをおこなったという『証拠』を残せますので、こうした郵便方法を選ぶ事をおすすめします。

 

 

私は簡易書留とか内容証明郵便を送った経験がないので、郵便局へ行くときにどんなものを持っていけばいいのか教えてもらえませんか?

 

 

それでは、郵便局へ行くときに持っていくものを表にまとめたので見てください。

 

 

郵便局

郵便局へ行くときに持っていくものリスト

①内容を記載したハガキもしくは書類

②印鑑

③封筒

④各料金

料金の内訳

①内容証明料

1枚目:430円・2枚目:690円・3枚950円・4枚1,210円・5枚1,470円

②配達証明料:310円

③書留料:430円

④郵便料:82円/25gまで・92円/50gまで

クーリングオフのハガキや書類を送付する前に
①必要事項をすべて記載してあるか
①必要事項をすべて記載してあるか
②ハガキや書類は両面コピーして手元に保管したか
を確認してくださいね。

 

わかりました!

 

それから料金は書類の重さによって変動しますので、念のためお金は少し多めに持っていくようにしましょう。

仮想通貨セミナーで騙された!と思ったら…どこに相談すべきか?

相談窓口

クリプト先生! 詐欺的な仮想通貨セミナーに参加してしまって、何かを契約しちゃった後に『やっぱりキャンセルしたい!』って思った場合のクーリングオフのやり方はよく分かりました。
だけど『仮想通貨セミナーで騙されたかな?』とか『困ったな、誰かに相談したいな』と思ったときはどうしたらいいですか?

そんなときは一人で悩まず、下の表で紹介している公的な相談窓口を利用すると良いでしょう。

仮想通貨トラブル相談窓口

①仮想通貨の不審な勧誘に関する相談

消費者ホットライン/消費者庁

②仮想通貨を含む金融サービスに関する一般的な相談

➡金融庁金融サービス利用者相談室

③仮想通貨の詐欺的行為と思われるトラブルに関する相談

➡最寄りの警察本部もしくは警察署

なんとなく、お金に関する相談は友人や知人にはしづらいですけど… 公的機関なら信頼できるし、安心して利用できそうです♪

一人であれこれ悩んでいると、追い打ちをかけるように更なる詐欺被害に遭う危険性もありますから、とにかく早めに公的機関に相談してくださいね。

仮想通貨セミナーの代わりに何を参考にするべきか?

学習

仮想通貨について正しい知識を身に着けるためは『出所不明の情報をうのみにしないこと』が大事です。
例えばインターネットは調べ物をするには非常に便利なツールですが、有益な情報とデタラメな情報が入り混じっていますから、自由に書き込める掲示板や匿名ブログには注意して利用しなければなりません。
ほかにもいろいろと注意点があるので確認しておきましょう。

➡インターネットのサイトを参考にするときは、最低限パソコンのURLが『https://』から始まっているものを参考にする
・URLが『https://』で始まっている場合は、通信内容が暗号化される
・『https://』だけで詐欺などの犯罪を完全にブロックできるわけではない
・暗号化されたサイトは、通信内容が他人に盗聴されたりマルウェア(=悪さをするウィルスみたいなもの)の混入を防いだりするなど技術的に優れている面がある

➡インターネットのサイトを参考にする場合は、仮想通貨取引所などの『公式サイト』に記載されている情報もチェックするとよい
・『公式サイト』は仮想通貨の最新ニュースの他に、お得なキャンペーン情報が告知されてることもある

➡テレビ番組やニュースを参考にするのも良い
・民放のテレビ局の場合はスポンサーから広告料をもらっている関係で、どうしても情報が偏ってしまう恐れがある
・スポンサーを気にする必要がないNHKのニュースや番組の方がよりフラットな情報を得られる可能性がある

➡毎日発行される『新聞』は新鮮な情報が詰まっているため、よい参考資料になる
・毎日発行されてるっていう点では、新聞は新鮮な情報の宝庫といえる

➡次に仮想通貨関連の書籍を参考にするのもよい
・出版物には発行人・発行所・発行年月日が記載されていますので、どこの誰がいつ書いたものかが明確にわかるという点でも信頼できる

※上記を参考に仮想通貨の情報を集めていけば、どんどん知識が増えて自分の力で情報の良し悪しを判断できるようになる

 

仮想通貨セミナーの代わりに何を参考にするべきか?

①インターネット(https://・公式サイト

②テレビ(スポンサーに左右されないNHK)

③新聞

④書籍

 

まとめ

仮想通貨

正直、クリプト先生に相談する前は仮想通貨セミナーに参加する気満々だったんですけど…
まずは自分の力でできるだけのことはやってみようと思いました。

ぜひそうしてください。
自分で調べて理解が深まっていくと『それじゃあ、この場合はどうなんだろう?』とか『別のケースについても調べてみよう』という風に、どんどん興味が湧いてきて、それが知識を深めることにつながっていくことでしょう。

私、ある程度の知識がついて、自分なりの意見や考えがまとまったら、そのときは逆に仮想通貨セミナーに参加してみるのも面白いかな?なんてことも思いました。

おぉ!カナさんは、チャレンジャーですね。
何も知識がないまま仮想通貨セミナーに参加するのは危険ですが、自分自身が納得できるだけの知識が身についたうえで、参加してみるというのもまた社会勉強としては良いかもしれません。

そういうレベルに達するまでみっちり勉強して、将来的には仮想通貨セミナーの主催者にバンバン難しい質問をぶつけられるほどに成長したいです!

はっはっは!
それはたくましいですね、ぜひ頑張って下さい。

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