ビットコインのマイニングってこういうコト!仕組みをわかりやすく解説


ビットコインは採掘で生まれる…マイニングとは

ビットコインの入手方法は取引所での購入だけではありません。

マイニング(採掘)という作業に加わることで、その報酬としてビットコインを受け取ることができるのです。

当記事はこのマイニングについての解説をしています。

 

「マイニングを知りたい方」「マイニングを考えている方」は参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

こんにちは、仮想通貨について猛勉強中のカナです!
最近ビットコインの取引でなかなか利益が出せません・・・
なので、マイニングとやらでボロ儲けしたいと思います!

みなさんこんにちは、仮想通貨のプロフェッショナル、クリプトです。

先生!
ビットコインのマイニングをしたいので、いろいろと教えてくださーい!

結論から言いましょう・・・
現在、ビットコインマイニングで報酬を受け取ることはほぼ不可能です!
今回はその理由と、マイニングの仕組みについてお話していきますね。

 

ビットコインのマイニングって?

 

マイニングとは、ビットコインのブロックチェーンのシステムに参加して報酬をもらうことです。

 

ブロックチェーン

「4月1日、AくんがBちゃんにビットコインを3枚送る」
このような取引データを、ブロックに記録していきます。
そしてその後、前の情報を引き継いだ次のブロックが作られます。
ブロック作成が繰り返されると、それぞれが鎖のようにつながっていくため、ブロックチェーンと呼ぶのです。

 

ブロックチェーンの仕組み

 

そして、この取引データが入った新しいブロックを作る作業がマイニングです。

その作業をコンピューターでおこなう人々がマイナーと呼ばれ、インターネットを通して世界中に複数存在しています。

 

また、マイニングはとてつもなく大変な作業です。

その理由として、ブロックのなかの情報はすべてハッシュ化されているからです。

ハッシュ化に似たもので暗号化というものがあります。

暗号化は情報を読み取りづらくするという特徴に対して、ハッシュ化は情報を全く読み取れなくしてしまうという特徴をもつのです。

 

そして、次のブロックは「前のブロックの情報を引き継ぐ」という性質があります。

そのため、次のブロックを作るためには前のブロックの「ハッシュ化前の情報」を読み解くことが条件となるのです。

ハッシュ化された情報は読み取ることができないので、答えが合うまでひたすら探るしかありません。

たとえると、数百文字のパスワードをヒントなしで解くようなものです。

 

この一連の流れが、鉱山から1つの宝を探し当てる採掘作業に似ているためマイニング(採掘)と呼ばれています。

 

・・・気が遠くなってきました・・・

マイニングが簡単じゃないことはわかっていただけましたか?
ビットコインはマイニングによって取引の安全性が守られ、流通しているといえますね。

 

ブロックチェーンの仕組みについてはこちらで詳しく解説しています。

関連記事:【図解あり】ブロックチェーンの仕組みを超わかりやすく解説してみた

 

マイニングの報酬

マイニング成功者

 

マイニングが成功すると、報酬としてビットコインを受け取ることができます。

この報酬で受け取るビットコインは、新規発行されたものです。

つまり、マイニング成功でビットコインが新規発行され、マイナーが手に入れるという形で流通が始まるのです。

 

また、報酬を受け取る権利のあるマイニング成功者は全マイナーから1人だけです。

そのため、マイニングは全マイナーがいっせいに競い合う形でおこなわれています。

そのなかで一番初めにハッシュ値の正しい解読をおこなったマイナーが、報酬としてビットコインを受け取ることができるのです。

 

ビットコインの入手方法は基本的にこの2つになります。

 

  • マイニングをおこなって報酬として受け取る
  • GMOコインDMM Bitcoinなどの取引所で購入して受け取る

 

報酬額

2018年現在のマイニング報酬額は12.5BTCです。

日本円でいうと560万円程(2018年11月26日現在1BTC = 約45万円)です。

※BTC … ビットコインの単位

 

ビットコインの取引処理(ブロック作成)は10分に1度を目安としておこなわれています。

そのため、今もどこかのマイナーが約10分に1度、560万円程の報酬を受け取っているのです。

 

また、ビットコインが生まれた当時の報酬額は50BTCでした。

その後2012年に25BTCとなり、2016年に12.5BTCとなったのです。

これはビットコインの半減期が理由で、おおよそ4年に1度マイニング報酬が半分になるというものです。

今後も2020年、2024年、2028年・・・といったように半減期をむかえていく予定です。

 

ビットコインに半減期が設定されている理由は、ビットコイン自体の価値を下げないためだといわれています。

マイニング成功報酬として受け取るビットコインは新規発行されたものです。

この報酬額を半減していくと新規発行数も同時に半減されるので、ビットコインの希少価値が保たれます。

希少価値が保たれることによって、今後もビットコインの需要量が供給量を上回ることが期待できるのです。

 

ビットコインマイニングはできない?

マイニングできない?

 

現在、ビットコインのマイニングが成功する可能性は限りなくゼロに近いといえるでしょう。

マイニングが成功するということは、ハッシュ化された情報を世界中のどのマイナーよりも早くコンピューターで解読する、ということです。

 

現在のマイニングには、高い計算速度をもつ高性能コンピューターを所有する大手企業などが数多く参入しています。

そのため、一般のコンピューターの計算速度ではまったく太刀打ちできないと考えられます。

 

また、マイニングにおける計算速度はハッシュレートで表され、採掘速度といわれることも多いです。

ハッシュレートは「1秒間に何回計算をおこなうか」といったもので、単位はHash/sで示されます。

たとえば100H/sと書かれていたら、1秒間に100回の計算ができるということです。

 

実際にやってみると・・・

ビットコインを初めとする仮想通貨マイニングは、サイトやソフトでおこなえるものがあります。

ただし、マイニングに成功するかはコンピューターのハッシュレート次第です。

 

先生!
私、やっぱりマイニングをあきらめられません!

実際にやってみた方がわかりやすいかもしれませんね。
カナさん、パソコンを出してください。
ビットコインマイニングを試してみましょうか!

カナのパソコン0.6KH/s

 

カナのパソコン0.6KH/s2

 

結果、報酬はもらえませんでしたね。
0.6KH/sでは明らかにパソコンのハッシュレート不足といえます。

 

このようなインターネット閲覧や、メールのやりとりを主な使用目的とする一般的なパソコンではハッシュレートが足りません。

ビットコインが生まれた当時は、十数万円で売られている一般的なパソコンでもマイニングがされていました

しかし、ビットコインが有名となってきた現在では一般的なパソコンでのマイニングはかなり難しいです。

 

マイニングは、「参加するマイナー自体が増えること」や「性能の高いコンピューターが増えること」で難易度が上がっていきます。

最近はビットコインの知名度が上がり、どんどん競い合うマイナーが増えてきています

そのため、要求されるハッシュレートが昔より大幅に上がっているのです。

 

また、最近のビットコインマイニングは、このようなコンピューターでおこなわれています。

 

ASIC_GMO

参照:GMOminer

 

画像はGMOインターネットグループが発売している「GMOマイナー B3」です。

このようなコンピューターはASICと呼ばれ、高ハッシュレートをそなえたマイニング専用機ともいえます。

GMOマイナー B3のハッシュレートはおおよそ33TH/sです。

 

それに対し、一般的なパソコンは基本的にCPUという基盤が使われています。

性能の高いCPUでは10KH/sほどのハッシュレートが出せるといわれていますが、カナのパソコンでは0.6KH/sしか出せませんでした。

ではASICのハッシュレートをカナのパソコンのハッシュレートと比較してみましょう。

 

カナのパソコン

614 H/s

GMOマイナー B3

36,283,883,716,608 H/s

※比較のためバイト表記、小数点以下切り捨て

 

・・・

一般的なパソコンでのマイニングがどれほど難しいかわかっていただけましたね!

 

マイニングの種類はほかにもある!

 

マイニングの方法は、これまで解説してきた個人でおこなうソロマイニングだけではありません

ソロマイニングは高性能なコンピューターの購入費、膨大な電気代などといった費用がかかるため、とてもハードルが高いといえます。

そのため、プールマイニングクラウドマイニングといった方法でマイニングをおこなっている人々もいるのです。

 

プールマイニング(協力型マイニング)

プールマイニング

 

プールマイニングとは、たくさんのコンピューターで計算をおこなう方法です。

これはマイニングを扱う会社などがおこなっている方法で、複数のユーザーのパソコンで協力してマイニングをするというものです。

 

参加している誰かがマイニングに成功した場合、山分けという形でユーザーに仮想通貨が支払われます

支払われる金額は、各ユーザーの計算処理能力や計算時間などによって変わります。

つまり、より高いハッシュレートでマイニングに参加すれば、それだけ多くの仮想通貨が受け取れるということです。

 

ソロマイニングでは、報酬を受け取るためには単独で世界中の誰よりも早く計算しなければなりません。

「高電力でパソコンを動かして計算処理をしたのに、1位になれず電気代の無駄になってしまった・・・」

などといったように、2位以下はまったく報酬を受け取れないのです。

 

それに対して、プールマイニングに参加して成功すると計算処理に協力した分だけ報酬がもらえます

単独でASICなどの高性能コンピューターと競い合わず、成功の際は努力に応じた報酬が受け取れるのが最大のメリットではないでしょうか。

 

クラウドマイニング(投資型マイニング)

クラウドマイニング

 

クラウドマイニングとは、マイニング業者に投資することです。

マイニング業者とは、大量のコンピューターでマイニングをする起業をいいます。

このコンピューター購入費や運用費などに投資することで、起業がマイニングで得る報酬の一部を受け取れるのです。

 

クラウドマイニングは、マイニングに必要な機器や知識などがなくても参加できることがメリットです。

ただし、利益が出るまでに時間がかかること会社が破綻してしまうことも考えられます。

また、クラウドマイニングのシステムを利用した詐欺が存在することには注意しましょう。

具体的には資金を集めるだけ集めて、そのままマイニングをしないなどといったものがあります。

 

これらのことから、クラウドマイニングでは業者の見極めがもっとも大事といえるのではないでしょうか。

クラウドマイニングは、上記のリスクをきちんと視野に入れたうえでおこなうようにしましょう。

 

クラウドマイニングに関してはこちらの記事で詳しく説明しています。

関連記事:手軽にマイニングに参加できるクラウドマイニングって実際どうなの?

 

アルトコインのマイニング

アルトコイン

マイニングの仕組みがあるのはビットコインだけではありません。

イーサリアムやモナコインなどのアルトコインもマイニングができるのです。

そして、アルトコインは一般的なパソコンでもマイニング成功を期待できます

 

理由として、マイニングに大手の参入が少ないことがあげあれます。

先ほども説明した通り、ビットコインは有名になりすぎていてマイニングへの新規参入が難しいというのが現状です。

高いハッシュレートをもつASICなどの機器も使われており、一般的に売られているパソコンではとうていかなわないでしょう。

それに対し、アルトコインはマイニング競争率が低いものが多いため、一般的なパソコンでの参入がしやすいのです。

 

アルトコインマイニングは利益を出す現実的な手段といえるのではないでしょうか。

マイニングで利益を出したいと考えるのであれば、ビットコインよりもアルトコインのマイニングをオススメします。

 

イーサリアムのマイニングに関してはこちらで詳しく解説しています。

関連記事:イーサリアムマイニングで稼ぐための実用的な3つの方法とは?

 

アルトコインマイニングの注意点

 

アルトコインは日本円に換える場所がない場合があります。

知名度の低いものほどマイニング成功率は高いといえますが、報酬のアルトコインを手に入れても取引所で扱われていないことがあるのです。

取引所で扱われていなければ、当然日本円に換えることはできません。

いくら価値のあるアルトコインをもっていても、日本円に換えられなければ使い道が大きく限られてしまいますよね。

 

マイニングの前に、各アルトコインを扱っている取引所があるか事前に確認しておきましょう

ビットコインだけではなく、アルトコインを多く扱っている取引所はこちらです。

 

bitbank(ビットバンク)

bitbank

取り扱い通貨 BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、MONA

 

DMM Bitcoin

DMM Bitcoin

取り扱い通貨 BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、ETC、XEM

 

この2つの取引所は、扱うアルトコインの種類のほかにも手数料、使いやすさからもオススメできます。

マイニングを予定するアルトコインを扱っていれば、口座を開設しておくのはいかがでしょうか。

 

まとめ

 

  • マイニングとは、ブロックチェーンのシステムに参加すること
  • マイニングは高いハッシュレートが必要で、競争率も高い
  • マイニングに成功すると、報酬が受け取れる
  • 一般的なパソコンでビットコインマイニングをするのはほぼ不可能
  • マイニングにはソロマイニング、プールマイニング、クラウドマイニングの3種類がある
  • アルトコインのマイニングは一般的なパソコンでも参加しやすい

 

ビットコインのマイニングって大変なことだったんですね・・・

マイニングをするのであれば、プールマイニングやアルトコインのマイニングがオススメです!

合わせて読みたい
未来人

仮想通貨を語る未来人の投稿の謎に迫る!仮想通貨が世界を滅ぼす?

仮想通貨手数料

仮想通貨の手数料を節約しよう!実践できるポイントをご紹介!

暗号通貨 アイキャッチ

暗号通貨と仮想通貨、正しいのはどっち?それは呼び方の違いにあった

最新仮想通貨記事一覧

特徴から仮想通貨取引所を探す

あらゆる疑問を解決!!仮想通貨の知っておくべき知識
あらゆる疑問を解決!!仮想通貨の知っておくべき知識