仮想通貨エイダコイン(カルダノ/ADA)が人気急上昇!?その理由は〇〇!


地球

先日、仮想通貨ADA(Cardano/カルダノ)は公開から一周年を迎えました。

もともとは「詐欺コイン」ともいわれていたADAですが、今では時価総額9位の人気通貨となっています。

とくに日本での人気が高く、まだまだ注目をあつめている仮想通貨です。

 

人気の理由のひとつとしては、スマートコントラクトやサイドチェーン、専用ウォレット「ダイダロス」といった技術力の高さがあげられます。

ほかにも、有名なエンジニアが開発にかかわっていることが関係しているようです。

 

「エイダコインって詐欺じゃなかったの?」

「エイダコインでどんなことができるの?」

「ぶっちゃけエイダコインに投資はアリ?」

 

こんにちは、仮想通貨について猛勉強中のカナです。
今回は「仮想通貨ADA」の目的や特徴をくわしくご紹介します!

仮想通貨ADA(Cardano/カルダノ)とは?

基本情報

仮想通貨名

ADACoin(エイダコイン)

通貨単位

ADA

公開日

2017年9月

開発主体

Cardano Stiftung(カルダノ財団)

発行枚数

(2018年10月26日時点)

約259億2700万枚
発行上限

450億枚

時価総額

(2018年10月26日時点)

約2,133億8,100万円

時価総額ランキング

(2018年10月26日時点)

9位

仮想通貨ADAは、分散型アプリケーション「Dappsダップス」のプラットフォームとして開発されました。

このプラットフォームのことをCardanoカルダノといい、プラットフォームで使われる通貨がADACoinエイダコインです。

エイダコインは「カルダノコイン」と呼ばれることもありますが、どちらも同じ仮想通貨をさしています。


カルダノは天才数学者”チャールズ・ホスキンソン”氏が開発している!

チャールズ・ホスキンソン氏とは、仮想通貨ETHイーサリアムの開発チームの元メンバーであり、仮想通貨Bitsharesビットシェアーズの創設者です。

天才数学者といわれており、仮想通貨に関わる人たちの中でもとくに注目をあつめています。

 

このチャールズ・ホスキンソン氏が、現在中心となって開発しているのがADAです。

ADAがETHのように「第3のビットコイン」「第4のビットコイン」となることを、多くの人が期待しています。


なぜADAは「詐欺コイン」といわれたのか?

仮想通貨ADAは、取引所に上場される2017年9月まで「詐欺コイン」と疑われていました。

疑われた大きな理由は、取引所への上場が遅れたからです。

 

ADAは「2015年9月」ICOアイシーオーをおこないましたが、当初の上場予定日は「2016年12月」でした。

1年近くも上場が遅くなったので、その間は多くの人が詐欺コイン疑惑をもったのです。

 

開発主体であるカルダノ財団によると、上場が遅れた理由は「各国の法規制に対応するための準備をしていた」とのことでした。

この理由が本当なのかどうかはわかりませんが、無事に上場を終えてから1年が経過した現在は、詐欺を疑う人は少ないみたいですよ!

エイダコインの年表

 

ICOとは?

ICOとは、新たな仮想通貨を販売することです。

開発されたばかりの仮想通貨は、まずは開発者から直接投資家に販売されます。

ICOで購入した仮想通貨は、まだどこの取引所も扱っていないので、取引することができません。

 

そのため、上場するまでは無価値同然の仮想通貨だといえます。

ADAはその期間が長かったことで、不安になる人も多かったようです。

関連記事:仮想通貨のICOとは?難しい用語をなるべく省いて説明してみた

仮想通貨ADAの目的は「Dapps」と「支払い手段」

ADAの目的は「Dapps」のプラットフォームになることと、買い物などの「支払い手段」として使われるようになることです。

Dappsとは、ブロックチェーンを使ったアプリケーションであり「分散型アプリケーション」ともよばれています。

おもに以下の4つ特徴を満たすモノが、Dappsと定義されるようです。

特徴① 中央管理者がいない

Dappsはコンピュータが自動で処理するように作られており、アプリをコントロールする管理者がいません。

これが「分散型」といわれる理由です。

 

特徴② オープンソースになっている

オープンソースとは、コード(プログラム)が公開されているということです。

Dappsのコードを公開することで、不正ができないようになっています。

 

特徴③ 仮想通貨が使われている

Dappsを利用するときに使われるお金は、専用の仮想通貨です。

また、Dappsによって報酬をもらうときもその仮想通貨で受け取ります。

 

特徴④ アプリの仕様変更がユーザーの合意によっておこなわれる

Dappsには管理者がいないので、アプリのユーザーからの要望によって仕様が変更していきます。

 

管理者がいなくても自動で機能するアプリを作るためには「スマートコントラクト」が実装されていなければいけません。

スマートコントラクトとは、ブロックチェーンに契約内容を記録して、自動で処理するシステムです。

 

日本語に訳すと「賢い契約」といいます。

人気の高い仮想通貨ETHにもスマートコントラクトが実装されていますが、ADAのスマートコントラクトの性能は「ETHに匹敵する」といわれています。

 

関連記事:そもそもスマートコントラクトとは?今注目されているわけとは?


元々は「オンラインカジノ」を作ることが目的だった

ADAはDappsを使った「オンラインカジノ」を作ることが当初の目的でした。

なぜオンラインカジノを作ろうとしたのかというと、現在のオンラインカジノにはおもに3つ問題があるからです。

 

オンラインカジノの3つの問題

  1. 運営者に手数料や場代を支払わなければいけない
  2. 運営者が不正をするかもしれない
  3. 運営者が資金を横領するかもしれない

 

運営者がいないDappsでカジノを作ることで、このような問題が解決できるわけです。

でも、カルダノ財団は2017年にリブランディングをしたことで、「より多くの人が利用できるサービス」として、現在はカジノ以外のDappsの開発をおこなっています。

※リブランディング・・・企業のブランド(経営方針)を変えること。


ADAはBTCのように「支払い手段」になる

最近はBTCビットコイン で買い物できるお店やサービスが増えてきました。

ADAもビットコインと同じように、買い物の支払い手段になることを目的としています。

 

不動産業をおこなっているJITホールディングス株式会社では、ADAで不動産が買えるサービスがすでに始まっています。

また、ADAを使った「デビットカード」やADAの引き出しができる「ATM」の開発も予定されています。

 

ATMは2018年中に日本で25ヶ所設置を目標にしてるみたいです!


仮想通貨ADAの特徴① 「サイドチェーン」が実装されている

サイドチェーンとは、メインとなるブロックチェーンにつなげた別のブロックチェーンのことです。

「側鎖」とも呼ばれています。

 

ADAでは、各Dappsごとにサイドチェーンが存在します。

つまり、Dappsの数だけブロックチェーンがあるということです。

ブロックチェーンの解説イメージ

各Dappsのデータは、専用のブロックチェーンに記録されます。

なぜDappsごとに専用のブロックチェーンを用意するかというと、安全性を高めるためです。

 

今後Dappsが増えていった場合、どれか1つのDappsがクラッキングなどの攻撃を受けたり、システムにバグが生じてしまうことは十分に考えられます。

そうなったときに、1つのブロックチェーンにすべてのデータをまとめて記録していると、ADAの機能がすべて失われてしまう可能性もあるのです。

 

専用のブロックチェーンを用意しておけば、何か問題があったときにサイドチェーンだけを切り離すことで、それ以外のデータへの被害を防ぐことができます。

攻撃を受けたチェーンを切り離すイメージ

関連記事:【図解あり】ブロックチェーンの仕組みを超わかりやすく解説してみた


仮想通貨ADAの特徴② 「Proof Of Stakeプルーフ・オブ・ステーク」の承認方法を採用している

ADAの承認方法は「Proof Of Stake(訳:掛け金の証明)」といいます。

Proof Of Stakeとは、ADAの保有量が多い人ほど承認者になりやすいという仕組みです。

この承認方法にはおもに3つメリットがあります。

 

Proof Of Stakeの3つのメリット

  1. 電気代がかからない
  2. 短時間で承認ができる
  3. 安全性は高いといわれている

 

BTCの承認方法である「Proof Of Workプルーフ・オブ・ワーク」ではコンピュータによる計算が必要です。

そのため、取引を完了するためには大量の電力を使い、時間をかけなければいけません。

 

それに対して、ADAでは保有量が多い人が承認をするので、電力も時間もかからないのです。

また、不正をおこなうことは考えにくいといわれています。

 

仮想通貨は不正があると、価値が下がります。

「自分が多く保有している通貨の価値をわざわざ下げるようなことはしないだろう」というわけです。

 

ADAではこのシステムのことをOuroborosウロボロスと呼んでいます。

 

関連記事:そもそも仮想通貨って何?仮想通貨の仕組みを超初心者目線で解説!


仮想通貨ADAの特徴③ 量子コンピュータ耐性を持っている

デジタル数字

ADAは量子コンピュータ耐性を持つ数少ない仮想通貨の1つでもあります。

量子コンピュータとは、スーパーコンピュータの1億倍の計算力があるといわれているコンピュータです。

 

ADAは「Lamport signature(ランポート署名)」を使うことで、量子コンピュータを使っても「ブロックチェーンの改ざん」ができないようになっています。

Lamport signature(ランポート署名)とは、簡単にいうと「解読に必要な計算量を増やすことで、答えを出すのに時間がかかるようにする仕組み」です。

 

ブロックチェーンの改ざん防止は、仮想通貨の大きな課題の1つとなっています。

じつは、ブロックチェーンの改ざんは「コンピュータ計算によって可能」といわれているのです。

 

でも、今のコンピュータでは時間とコストがかかりすぎるので「誰もできない」もしくは「誰もやっていない」という状況になっています。

量子コンピュータは計算力がとても高いので、これが一般的になると「ブロックチェーンの改ざんに必要な計算時間」が短縮されます。

 

そうなると、ブロックチェーンが改ざんされる可能性も出てくるのです。

そこで誕生したのが、Lamport signature(ランポート署名)になります。

 

Lamport signature(ランポート署名)を使うことで、量子コンピュータでも計算に時間がかかるようになり、改ざんを防止できるというわけです。

BTCのブロックは約10分に1個作られます。

 

つまり、ブロックチェーンの改ざんをするためには、少なくとも10分以内にブロックを解読する必要があるのです。

 

Lamport signature(ランポート署名)の解読は、量子コンピュータでも256分かかるんだって・・・!


量子コンピュータ耐性をもつ仮想通貨一覧

量子コンピュータ耐性はADA以外にもこれらの仮想通貨が持っています。

  • NEO(ネオ/NEO)
  • IOTA(アイオータ/MIOTA)
  • QTUM(クアンタム/Quantum)
  • QRL(クアンタムレジスタントレジャー/Quantum Resistant Ledger)
  • HSR(エイチシェア/HSR)
  • IOC(アイオーコイン/IO Coin)
  • XSH(シールド/SHIELD

 

コンピュータ技術が進むと、耐性を持っている仮想通貨の価値が上がるかもしれませんね!


仮想通貨ADAの特徴④ 専用ウォレット「Daedalusダイダロス」がある

ADAには「ダイダロス」という公式の専用ウォレットがあります。

ダイダロスを使うメリット6つです

 

ADA公式専用ウォレット「ダイダロス」の6つのメリット

  1. ・セキュリティ性能が高いハードウォレット
  2. ・ADAの取引記録の閲覧が可能
  3. ・ペーパーウォレットの作成も可能になる予定
  4. ・ETHとBTCも所有できるようになる予定
  5. ・Android版とios版のモバイルウォレットも実装予定
  6. ・ステーキングができる

 

ADA自体がまだ開発途中なので、実装予定の機能が多く現時点で使える機能は限られています。

ただ、仮想通貨とウォレットの管理者が同じであると、何かトラブルなどがあったときも対応しやすいという安心感がありそうです。


ADAを所有してるだけで儲かる「ステーキング」とは?

ステーキングとは、ダイダロスにADAを保管していると報酬がもらえるという仕組みです。

この報酬のことをステーキング報酬といい、ADAで支払われます。

ADA保有者を増やして、普及させるために備わった機能のようです。

 

ステーキングには3つ注意点があるみたいですよ!

 

注意点① ADAをたくさん持っている人が有利

ステーキングはADAの保有量に応じて報酬が支払われます。

多くのADAを保有している人に多くの報酬が支払われるので、保有量の格差が広がっていくのです。

 

注意点② ADAの流動性が下がる

ステーキング報酬を目的にして、取引をしない人が増えるかもしれません。

流動性が低いと取引したいときに取引相手が見つからなかったり、価格が安定しづらい原因にもなります。

 

注意点③ ステーキング中はADAを動かすことができない

ステーキングの対象となっているADAは動かすことができません。

銀行の定期預金のようなものです。

取引したいときに動かせないことで、機会損失を出してしまうこともあります。

※機会損失・・・取引によって直接発生した損失ではなく、最善の方法をとっていれば得られていたであろう利益を逃すことで生じる損失。


仮想通貨ADAの最終目標は「30億人の財布」になること

発展途上国の景色

さきほどADAの目的は「Dapps」のプラットフォームとご説明しましたが、じつは、これはADAを普及させるための「手段」にすぎません!

「ゲームなどで使える通貨であれば手軽に利用する人も増えるだろう」ということで、まずはDappsを目的にしているようです。

 

ADAの最終目標は「30億人の財布」になることです。

30億人というのは「身分を証明できない人たち」の数です。

 

日本に住んでいると考えられないかもしれませんが、世界中には身分証がない人がおよそ30億人います。

戸籍制度がない国も少なくないのです。

 

身分を証明できないと社会保障や病院、教育機関を利用できないこともあります。

「銀行口座」「クレジットカード」も持てません。

財産はすべて自分の手元に置いておかなければいけないのです。

 

しかし、物理的に財産を置いておくのは、盗難や災害によって失う可能性が高くとても危険です。

 

ADAはそのような人たちが「資産を守る」「貯蓄できるようになる」ことを最終目的としています。


仮想通貨ADAの今後のアップデート

仮想通貨は今後の計画が明確になっているのかどうかが重要です。

アップデートのタイミングで値動きすることも多いので、ぜひチェックしておきましょう!

 

ロードマップによると、ADAには5段階のアップデートが計画されています。

ロードマップとは仮想通貨の今後の開発予定が書かれている計画書です

エイダコインのロードマップ

1段階目 「Byronバイロン

・公式ウォレットやカルダノの使いやすさを調査

 

2段階目 「Shellyシェリー

・ウロボロスの拡張

・投票機能の実装

・ペーパーウォレットの開発

・量子コンピュータ耐性の実現 

 

3段階目 「Goguenコーグエン

・サイドチェーンの実装

・スマートコントラクトを利用可能に

 

4段階目 「Bashoバショウ

・カルダノのパフォーマンス、システムの安全性の向上 

 

5段階目 「Voltaireボルタイア

・財務モデルを導入することでカルダノの拡張性と保証性の向上  

 

現在は2段階目のシェリー、3段階目のコーグエン、4段階目のBashoを同時に遂行しています。

まだまだこれから機能が追加されていくようです。

開発段階の名称はすべて文学家の名前がつけられており、4段階目のBasyoは日本の「松尾芭蕉」から名付けられています。


まとめ

■ADAは上場が遅れたことで詐欺コインだと疑われた

■ADAは「Dapps」を手段として「30億人の財布」になることを目標にしている

■ADAの「スマートコントラクト」はETHにも匹敵するといわれている

■「サイドチェーン」を実装することでクラッキングやバグの対策をしている

■「ウロボロス」で電気代と時間を節約できる

■ADAは量子コンピュータ耐性を持つ数少ない仮想通貨

■ADAには公式ウォレット「ダイダロス」がある

 

ADAはいろんな技術を取り入れており、目標としていることのスケールも大きい仮想通貨です。

そのため開発には時間がかかります。

 

実際にまだDappsは1つもなく、決済に使えるお店も少ないです。

今の時点ではADAの通貨自体の使い道はあまりないのかもしれません。

 

でも、ほかの仮想通貨とは違う特徴がありますし、、ADAに期待している人も多くいます。

長い目で見て投資するべきかどうか、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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